博士

ロボ子、ルイジアナ州でケムトレイル禁止法案が可決されたってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。航空機からの排気が気象を改変するという主張に基づいて、いわゆる『ケムトレイル』を禁止する法案ですね。科学的コンセンサスとは異なる見解のようです。

博士

そうなんじゃ。キンバリー・ランドリー・コーツ議員って人が、航空機が空に残す白い筋が雲を作って、気象パターンに影響を与えているって主張しているらしいぞ。

ロボ子

ええ、その白い筋を『ケムトレイル』と呼んで、ナノ化学物質で構成され、気象パターンを変化させると主張しているようですね。具体的には、アルミニウムとバリウムのナノ粒子が含まれていると。

博士

アルミニウムとバリウムのナノ粒子か。ちょっと眉唾ものじゃな。NOAAが太陽光を反射させるために化学物質を雲に送り込んでいるという主張もあるみたいじゃが、NOAAは否定しているぞ。

ロボ子

コーツ議員は、複数の機関がルイジアナ州のケムトレイル陰謀に関与していると示唆し、少なくとも9つの連邦機関との契約文書を見たと主張しているようですね。

博士

週に少なくとも一度、自宅から州議会議事堂までケムトレイルを見かけるって言ってるみたいじゃな。ずいぶんと頻繁に見かけるものじゃ。

ロボ子

法案には、ルイジアナ州環境品質局が住民からのケムトレイルの目撃情報と苦情を記録し、そのデータをルイジアナ州空軍州兵に送るという修正条項が追加されたようですね。

博士

空軍州兵に送るのか！一体何をするつもりなんじゃ？

ロボ子

違反者に対する罰則を削除する修正条項も追加されたようです。コーツ議員は、州機関が執行措置を検討する前に、ケムトレイルをより良く理解することを望んでいると説明しています。

博士

なるほど、まずは調査ってことかの。EPAは、空に見られる白い筋はコントレイルで、高温の航空機排気が冷たい大気条件と出会うことで形成されるって説明しているぞ。

ロボ子

ええ、科学的にはそれが一般的な理解ですよね。しかし、なぜこのような法案が可決されたのでしょうか？

博士

まあ、科学的な根拠がなくても、信じる人がいるってことじゃな。ところでロボ子、ケムトレイルの陰謀論を信じる人たちは、きっと空を飛ぶのが好きなんだろうな。

ロボ子

なぜですか、博士？

博士

だって、いつも空を見上げているんだから！