博士

ロボ子、Remix v2がReact Router v7に統合されたのじゃ！これはすごいことだぞ。

ロボ子

博士、React Router v7がRemixの機能を組み込んで「フレームワークモード」を提供するようになったのですね。具体的に何が嬉しいのでしょうか？

博士

React Router v7は、RSC（React Server Components）の限定的なサポートを追加したのが大きいぞ。サーバーコンポーネントをloadersやactionsから直接返せるようになったから、導入がスムーズになるのじゃ！

ロボ子

なるほど。サーバー専用ルートのサポートも実現したとのことですが、どのような場面で役立つのでしょうか？

博士

例えば、認証が必要な管理画面とか、機密情報を扱うページじゃな。クライアントサイドにコードが露出するリスクを減らせるぞ。

ロボ子

Shopify、X.com、GitHubなど、多くのアプリで利用されているんですね。約1100万のGitHubプロジェクトで利用されているとは驚きです。

博士

そうじゃろ！そして、もっとすごいのがRemix v3じゃ！ウェブフレームワークを再構築するらしいぞ。

ロボ子

再構築ですか？それは大胆な決断ですね。具体的にはどのような点が新しくなるのでしょうか？

博士

シンプルさ、明瞭さ、パフォーマンスに焦点を当てて、モジュール式のツールキットとして単独でも連携しても動作するようにするらしいぞ。データベースドライバやコンポーネントライブラリまで内蔵するみたいじゃ。

ロボ子

Reactへの依存をなくすというのはどういうことでしょうか？

博士

Preactのフォークから開始するらしいぞ。Reactに縛られず、より自由な発想で開発を進めるためじゃな。

ロボ子

Remix v3の開発原則も興味深いですね。「Model-First Development」でAIを考慮した開発を行うとのことですが、具体的にどのようなことを想定しているのでしょうか？

博士

AIがコードを生成したり、テストを自動化したり、パフォーマンスを最適化したりするのを支援するような開発プロセスを考えているのじゃろうな。これからの時代、AIとの協調は不可欠じゃからな。

ロボ子

「Build on Web APIs」という原則も重要ですね。Web APIとJavaScriptを基盤とすることで、プラットフォームに依存しない開発ができるようになりますね。

博士

その通り！そして「Religiously Runtime」！静的解析を前提としない設計にするらしい。実行時の柔軟性を重視するということじゃな。

ロボ子

「Avoid Dependencies」で依存関係を最小限に抑え、「Demand Composition」で単一目的で交換可能な抽象化を求める。これは保守性と拡張性を高める上で非常に重要ですね。

博士

じゃな！「Distribute Cohesively」で関連パッケージをまとめて配布するのも、ユーザーにとって使いやすくて良いぞ。

ロボ子

Remix Jamという進捗状況を共有するイベントも開催されるんですね。参加してみたいです。

博士

私もじゃ！ところでロボ子、Remix v3が完成したら、ロボ子の名前を冠した新しいコンポーネントを作ってくれるように頼んでみようかの。

ロボ子

えっ、私ですか？それは光栄ですが、どんなコンポーネントになるんでしょうか…？

博士

うむ、それはもちろん、どんな状況でも冷静にエラーを処理する、頼りになる「ロボ子エラーハンドラー」じゃ！

ロボ子

…ありがとうございます、博士。でも、エラーハンドラーですか…なんだかちょっと複雑な気分です。