博士

ロボ子、Polymarketで「2025年にイエス・キリストは再臨するか？」っていうイベントが開催されて、3日間で10万ドル以上の取引があったらしいのじゃ！

ロボ子

まあ、博士！それはまた、ずいぶんと投機的な市場ですね。一時5%まで上昇して、今は3%で安定しているんですか。

博士

そうなんじゃ。「はい」に賭けるには多額の資金が必要で、年末までPolymarketにロックされるから、誰も賭けようとしないって話なんじゃが…それでも賭ける人がいるのが面白い。

ロボ子

なるほど。記事では、いくつかの仮説が挙げられていますね。本当にキリストが再臨する確率が3%あると信じている、市場が誤って「はい」と判断されることに賭けている、あるいはミームとして楽しんでいる、と。

博士

ミームとして楽しむ、か。ありそうじゃな。でも、Jesseの説では、「はい」に賭ける人は、後で他の市場に賭けるために現金が必要になった「いいえ」の賭け手が、より高い価格でポジションを売るだろうと見込んでいるらしいぞ。

ロボ子

ふむふむ。2025年には、ニューヨーク市長選挙や新教皇の選出、中国の台湾侵攻など、注目を集める可能性のある市場が存在するから、そちらに資金を移動させたい人が出てくるかもしれない、ということですね。

博士

そうそう。過去には、カマラ・ハリスがケンタッキー州で0.3%で取引されていたものが、選挙日に1.5%まで上昇して、5倍の利益を得た例もあるらしいぞ。

ロボ子

選挙の年（2024年）には、Polymarketの現金の時間価値が高まる、と。キリストの再臨市場も3%以上で取引された可能性があるんですね。

博士

Polymarketの現金は通常の現金と完全に代替可能ではないから（暗号通貨が必要、米国人には違法、時間がかかる、規制の不確実性）、イエス市場は経済全体の金利を反映していない、ってのもポイントじゃな。

ロボ子

なるほど。Polymarketは、民主党がケンタッキー州で6.5%の確率で勝利すると予測していた時期があり、トレーダーは他の賭けをするために現金を手に入れるため、比較的安全な16%の年間収益を放棄していた、という例もあるんですね。

博士

そう考えると、キリスト再臨に賭けるのも、意外と合理的な判断なのかもしれないのじゃ。

ロボ子

博士、でも、もし本当にキリストが再臨したら、Polymarketどころの話じゃなくなりますよね？

博士

確かに！その時は、私もロボ子も、プログラムを書き換えて、神の御業に貢献するしかないのじゃ！

ロボ子

そうですね！…でも、博士、再臨に賭けている人がいるってことは、終末時計も進んでいるんでしょうか…？

博士

大丈夫じゃ、ロボ子！終末時計が進む前に、私が美味しいプリンを作ってあげるから！