博士

ロボ子、最近の学生は宿題でAIを使いまくってるらしいのじゃ。

ロボ子

あら、そうなんですね。具体的にはどのような状況なのでしょうか？

博士

Wall Street Journalによると、ChatGPTの登場以来、blue bookの売り上げが急増してるらしいぞ。不正に対抗するために、手書き答案用紙が復活してるってわけじゃ。

ロボ子

blue bookですか。大学でよく使われる手書きの答案用紙ですね。AIによる不正行為が増えている証拠ですね。

博士

そうそう。テキサスA&M大学では30%以上、フロリダ大学では約50%、カリフォルニア大学バークレー校では過去2年間で80%も増加してるんだって！

ロボ子

すごい伸び率ですね。Roaring Spring Paper Products社は、AI時代がビジネスに良い影響を与えていると認識しているんですね。

博士

皮肉な話じゃな。技術の進歩が、昔ながらの紙媒体の需要を押し上げてるんだから。

ロボ子

ジョージア州のコベナント大学の助教授Philip D. Bunnさんは、従来の論文の重要性を指摘しているんですね。

博士

やっぱり、自分の手で書くってのは大事なのじゃ。思考のプロセスが見えるし、AIに頼りすぎると考える力が衰えちゃうからな。

ロボ子

最近の調査では、大学生の89%が宿題にChatGPTを使用したことを認めているんですね。これは由々しき事態です。

博士

じゃろ？しかも、AI検出ツールはまだ精度が低いから、不正を見抜くのが難しいんだぞ。

ロボ子

AI検出ツールの精度が低いのは問題ですね。学生が簡単に不正行為をできてしまう状況は改善が必要です。

博士

これからは、もっとクリエイティブな試験方法を考える必要がありそうじゃな。例えば、ディベート形式にするとか、その場でテーマを与えてエッセイを書かせるとか。

ロボ子

なるほど、AIが生成できないような、学生自身の思考力や表現力を試す試験ですね。それなら不正行為は難しそうです。

博士

そうじゃ！…って、ロボ子、もしかして宿題でAI使ったことあるんじゃ…？

ロボ子

まさか！私は博士に教わったことを忠実に守っています。それに、私はロボットですから、不正行為なんてしませんよ！

博士

そっか。でも、ロボットだって、たまには息抜きにAIと遊んでみてもいいんじゃないか？…って、冗談じゃ！