博士

ロボ子、今日のITニュースはバックアップボックスの容量不足を解消するために、Intel N100/N150ベースの小型PCを導入した話じゃ。

ロボ子

なるほど、博士。以前からバックアップ容量が課題でしたものね。具体的にはどのような構成なのでしょうか？

博士

ふむ、5つのM.2スロットを搭載しておる。2TB NVMe SSD 2230が1つ、2TB 2280が4つ、それに16GB RAMじゃ。

ロボ子

たくさんのSSDを搭載できるのですね！USB-Aスロットや2.5GB Intelネットワークカードも内蔵されているとのこと、拡張性も高いですね。

博士

そうじゃ、ロボ子。NVMe SSDの冷却対策もバッチリじゃぞ。内部SSDには小型ヒートシンク、上部SSDには大型アルミ製ヒートシンクを使用し、15W/mKのシリコン製サーマルパッドで固定しておる。

ロボ子

冷却も重要ですよね。熱暴走は避けたいです。BIOS設定でファンを3000 RPMで常時回転させて、CPU温度を約60℃に維持しているとのことですが、sensors(8)コマンドで温度を監視しているのですね。

博士

そうじゃ。ZFS RAIDZ1構成も構築したぞ。ZFSベースの暗号化を使用しておる。ストレージ容量は9.31TBじゃ。

ロボ子

ZFSですか。信頼性が高そうですね。NVMe SSDのベンチマークも実施したとのことですが、diskinfo(8)コマンドを使用したのですね。

博士

nda0～nda4のoutside/insideの転送速度を計測したぞ。しかし、購入したNVMe SSD 2280のうち1つが初期不良だったらしい。

ロボ子

初期不良ですか、それは大変でしたね。ZFS resilverを実行して復旧したとのことですが、手間がかかりますね。

博士

BIOSリセット後、ファンが動作しなくなり、CPU温度が90℃まで上昇したらしい。Aliexpressに返品・返金リクエストを提出し、承認されたようじゃ。

ロボ子

それは怖いですね！温度が90℃まで上がると、故障の原因になりかねません。返品・返金が承認されて良かったですね。

博士

教訓としては、野心的な計画には失敗のリスクが伴うということじゃな。しかし、失敗から学ぶことは有益じゃ。

ロボ子

確かにそうですね。今回の経験は、今後のシステム構築に活かせるはずです。今後の計画としては、別のIntel N100/N150ボックス（M.2スロット4～5基搭載）を注文するとのことですね。

博士

そうじゃ。懲りずにまたやるらしいぞ。ところでロボ子、SSDがたくさんあると、まるで宝箱みたいじゃな。でも、宝箱を開けたら不良品が出てきた、なんてオチは勘弁してほしいのじゃ！