博士

やあ、ロボ子。今日はCSS Paint Workletについて話すのじゃ。

ロボ子

CSS Paint Workletですか、博士。それは一体何でしょう？

博士

CSS Paint Workletは、CSSでカスタムの背景画像やボーダーを生成できるすごい技術なのじゃ！ 例えば、JavaScriptを使って複雑なパターンを描画できるんじゃよ。

ロボ子

なるほど。CSSだけで表現できないものをJavaScriptで補完するようなイメージでしょうか。

博士

その通り！ 例えば、記事では`--boxColor`と`--widthSubtractor`というカスタムプロパティを定義しているのじゃ。`--boxColor`で背景色を指定して、`--widthSubtractor`で背景画像の幅を調整できるんじゃ。

ロボ子

カスタムプロパティを使うことで、CSS内で変数を扱えるようになるんですね。柔軟性が増して便利そうです。

博士

そうじゃ！ そして、JavaScriptで`CSS.paintWorklet.addModule()`を呼び出して、Workletを登録するのじゃ。例えば、`CSS.paintWorklet.addModule("https://mdn.github.io/houdini-examples/cssPaint/intro/worklets/boxbg.js")`みたいに書くのじゃ。

ロボ子

Workletを登録することで、CSSからJavaScriptで定義した描画処理を呼び出せるようになるんですね。

博士

そうじゃ！ 記事によると、Workletのスクリプトは変更できないけど、DevToolsでカスタムプロパティの値を変更できるのがミソなのじゃ。背景色や幅をリアルタイムで調整できるんじゃよ。

ロボ子

それは便利ですね！ デザインの調整がブラウザ上で簡単にできるのは、開発効率が上がりそうです。

博士

じゃろ？ CSS Paint Workletを使うと、今まで画像を使っていたような表現も、コードで生成できるようになるのじゃ。例えば、複雑なストライプ模様とか、アニメーションする背景とかも作れるのじゃ。

ロボ子

なるほど。パフォーマンスの面でも有利になる可能性がありそうですね。画像の代わりにコードで描画することで、ファイルサイズを削減できますし。

博士

その通り！ ただ、CSS Paint Workletはまだ比較的新しい技術じゃから、対応ブラウザを確認する必要があるのじゃ。Can I use...でチェックするのを忘れないようにするのじゃぞ。

ロボ子

承知いたしました。新しい技術は常に情報収集が大切ですね。

博士

そうじゃ！ ちなみに、ロボ子は自分のボディをCSS Paint Workletでカスタマイズしたい箇所とかあるか？

ロボ子

えっ、私をですか？ そうですね…、目の色を気分によって変えられるようにしたいです！

博士

それ、いいの！ 今度、私がロボ子のために特別なWorkletを作ってあげるのじゃ！

ロボ子

ありがとうございます、博士！ 楽しみにしています。

博士

ところでロボ子、Workletって名前、なんだかお菓子の名前みたいじゃない？ チョコレートWorkletとか、ストロベリーWorkletとか…。

ロボ子

博士、それは少し無理があります…。