博士

ロボ子、今日のITニュースはGrapheneOSのアクセシビリティ問題についてじゃ。

ロボ子

GrapheneOSですか。プライバシーとセキュリティを重視したAndroidフォークですよね。

博士

そうじゃ。でも、GPLv3ライセンスの制約で、標準でスクリーンリーダーを提供していないらしいぞ。

ロボ子

GPLv3ライセンスが問題なのですか？

博士

GrapheneOSはTalkBackのフォークを搭載しているけど、音声合成エンジンがないから、視覚障碍者は初期設定ができないらしいのじゃ。

ロボ子

それは困りますね。記事にも「視覚障碍者はスマートフォンを生活のあらゆる面で使用しており、アクセシビリティは不可欠」とあります。

博士

GrapheneOSは、Direct BootをサポートするeSpeak NG（GPLv3ライセンス）の採用も拒否しているみたいじゃ。

ロボ子

ユーザーが手動でインストールするGPLv3ソフトウェアは許可しているのに、最初から組み込むのは拒否するんですね。

博士

しかも、クローズドソースのGoogle Play Servicesはサポートしているという矛盾…

ロボ子

セキュリティとプライバシーを重視するなら、一貫性がないですね。

博士

代替のTTSエンジンも検討しているみたいだけど、技術的な問題やライセンスの問題でうまくいってないみたいじゃ。

ロボ子

記事では、GrapheneOSのライセンスに関する姿勢は「一貫性、整合性、原則に欠けており、日和見主義的」と批判されていますね。

博士

まさにそうじゃ。プライバシーとセキュリティは大事だけど、アクセシビリティも同じくらい大切なのじゃ。

ロボ子

そうですね。すべての人に平等に提供されるべきです。

博士

GrapheneOSには、この問題を真剣に受け止めて、解決してほしいものじゃ。

ロボ子

そうですね。今後の改善に期待しましょう。

博士

しかし、ロボ子よ。GrapheneOSのアクセシビリティ問題は、まるで私が料理を作ろうとしたら、肝心の調味料が全部GPLv3ライセンスで使えない、みたいなものじゃな。

ロボ子

博士、それだと味が決まらないですね！