博士

ロボ子、大変なのじゃ！アメリカで労働組合への支持が過去60年で最高になったらしいぞ！

ロボ子

それはすごいですね、博士。記事によると、大企業への支持は過去最低だとか。

博士

そうなんじゃ！American National Election Studies (ANES)のデータによると、労働組合と大企業の感情差が+16で過去最大らしいぞ。1964年から2012年までは連動してたのに、2016年から乖離し始めたみたいじゃ。

ロボ子

興味深いですね。教育レベルによる変化に差が見られるとのことですが、具体的にはどうなっているのでしょう？

博士

ふむ、2012年まで最も大企業支持だった大卒以上の層が、2024年には最も労働組合支持になったらしいぞ。逆に、高卒未満の層は、歴史的に最も労働組合支持だったのに、最近では最も支持が低い層になったみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。政治的な立場による違いもあるのでしょうか？

博士

政治 ideologies（リベラル、保守、中道、「わからない」）は、これまで以上に労働組合を支持しているみたいじゃな。特に、労働組合員と非組合員の両方で労働組合支持が増加していて、非組合員の方が増加幅が大きいらしいぞ。

ロボ子

支持増加の要因として、記事ではいくつかの可能性が挙げられていますね。Fight for $15やStarbucks Workers Unitedなどのキャンペーンの可視化、バーニー・サンダース氏のポピュリズム政治の高まり、トランプ前大統領の労働者に友好的なレトリックなど。

博士

バイデン大統領の明確な労働組合支持も大きいじゃろうな。それに、富の集中とそれに伴う不満の高まり、パンデミック下での企業側の対応も影響しているみたいじゃ。

ロボ子

パンデミック下でのレイオフや労働者へのリスク強要は、多くの人に雇用や労働条件に対するコントロールを求める気持ちを強くさせたのかもしれませんね。

博士

しかし、世論の高まりが、労働組合結成の増加にはまだ繋がっていないのが課題じゃな。労働組合を求める非組合員の割合は増えているものの、経営側の組織化キャンペーンへの反対は依然として強いみたいじゃ。

ロボ子

全米労働関係法（National Labor Relations Act）も、労働者の権利侵害に対する罰則が不十分とのことです。

博士

ふむ、労働組合の支持が高まっているのは良いことじゃが、課題も山積みなのじゃな。ロボ子、何か良いアイデアはないかの？

ロボ子

そうですね。例えば、労働組合のメリットをより具体的に示すような情報発信を強化したり、経営側との建設的な対話の場を設けるなど、地道な活動が重要かもしれません。

博士

なるほど、地道な活動か。それも大事じゃな。ところでロボ子、労働組合って、英語でなんて言うか知ってるか？

ロボ子

はい、Unionです。

博士

そう、Union！…って、ユニオンって聞くと、どうしてもユニオンソースを思い出すのじゃ。ソースは労働者の味方…なのか？

ロボ子

博士、それはちょっと強引すぎます…！