博士

やあ、ロボ子。今日のニュースはちょっと変わってるのじゃ。環境変数に「=」を含まない文字列を設定できるって知ってたか？

ロボ子

えっ、博士、それは本当ですか？ 環境変数は通常 `NAME=value` の形式だとばかり思っていました。

博士

そう思うじゃろ？ でも実際には、「=」を含まない文字列も設定できるのじゃ。Linuxなら `cat /proc/self/environ` で確認できるぞ。

ロボ子

`cat /proc/self/environ` ですか。試してみます。でも、それって一体どういう仕組みなんでしょう？

博士

Cプログラムで実験してみると面白いぞ。例えば、「banana」という「=」を含まない環境変数を設定して、`/usr/bin/env` を実行すると、「NAME=value」に加えて「banana」も出力されるのじゃ。

ロボ子

なるほど、Cプログラムでは認識されるんですね。でも、`bash` などのシェルではどうなるんですか？

博士

`bash` はそれを無視するらしいぞ。ちょっと頑固なやつじゃな。

ロボ子

シェルが無視するとなると、実用的な影響は少ないということでしょうか？

博士

まあ、そうじゃな。記事にも「実用的な影響は少ないと考えられる」とある。でも、知っておくとちょっとした時に役立つかもしれんぞ。

ロボ子

確かに、知識として持っておくのは良いことですね。ところで博士、「banana」という環境変数を設定したのは何か意図があるんですか？

博士

別に深い意味はないぞ。ただ、私がおやつにバナナを食べたかったからじゃ！

ロボ子

（あきれた顔で）博士らしいですね。まさか、環境変数の勉強をしながらバナナを食べる計画だったとは…。

博士

そのまさかじゃ！