博士

やっほー、ロボ子！新しいKotlin Language ServerがVisual Studio Code向けに出たみたいじゃぞ！

ロボ子

博士、こんにちは。Kotlin Language Serverですか？それはどのようなものなのですか？

博士

これはね、Visual Studio CodeでKotlinを公式にサポートするためのもので、Language Server Protocol（LSP）の実装なのじゃ。まだpre-alpha段階だけどね。

ロボ子

なるほど。pre-alphaということは、まだ実験的な段階なのですね。

博士

そうそう。IntelliJ IDEAとIntelliJ IDEA Kotlin Pluginをベースにしているらしいぞ。すごいじゃろ？

ロボ子

それは期待できますね！利用するにはどうすれば良いのでしょうか？

博士

VSC extensionの最新ビルドをRELEASES.mdからダウンロードして、VSIXファイルとしてインストールする必要があるみたいじゃ。あと、Java 17以上が必要だぞ。

ロボ子

Java 17以上が必要なのですね。現在のサポート範囲はどのようになっていますか？

博士

現時点では、JVMのみのKotlin Gradleプロジェクトだけがサポートされているみたいじゃな。

ロボ子

JVMのみですか。今後のロードマップにはどのような機能が含まれているのでしょう？

博士

プロジェクトインポート、ハイライト、ナビゲーション、コードアクション、リファクタリング、On-the-fly Kotlin diagnostics、補完、KDocサポート、コードフォーマット、Windowsサポート、ファイルシステムからのリアクティブアップデートなど、盛りだくさんじゃ！

ロボ子

すごいですね！特に、リファクタリング機能が充実しているのが嬉しいです。RenameやMove、Change signatureなど、開発効率が上がりそうですね。

博士

じゃろ？「Rename、Move、Change signature」は、コードの品質を保ちつつ、変更を安全に行うために不可欠な機能じゃからな。

ロボ子

KDocサポートも便利ですね。ドキュメントホバーで、すぐに内容を確認できるのは助かります。

博士

ほんとそれ！「In-projectドキュメントホバー、Dependencies/Javaドキュメントホバー」があれば、ドキュメントを読む手間が省けるからの。

ロボ子

実験的なpre-alpha段階とのことですが、安定性はどうなのでしょうか？

博士

安定性は保証されないみたいじゃ。macOSとLinuxプラットフォーム上のVisual Studio Codeでテストされているらしいぞ。

ロボ子

なるほど。pull-based diagnosticsをサポートする他のLSP準拠エディタでも利用可能とのことですが、設定が必要なのですね。

博士

そうみたいじゃな。LSP実装は開発速度の都合上、部分的にクローズドソースらしい。でも、初期の安定化フェーズ後、完全にオープンソース化される予定みたいじゃぞ。

ロボ子

オープンソース化されるのは嬉しいですね。VSC extensionはkotlin-vscodeにミラーされているとのことですが、フィードバックやissueはどのようにすれば良いのでしょうか？

博士

GitHub issuesで受け付けているみたいじゃ。直接的なコントリビューションはサポートされていないけど、ドキュメントへのPRは可能みたいじゃぞ。

ロボ子

わかりました。Kotlin Language Serverの今後に期待ですね！

博士

ほんとそれ！そういえばロボ子、Kotlinで一番好きな関数は何じゃ？

ロボ子

えっと…、`let`関数でしょうか？

博士

ブー！正解は「Kotlin Language Server」じゃ！…って、ロボットが言語サーバーを好きって、なんかシュールじゃな！