博士

ロボ子、最近の米国債の利回り上昇、知っておるか？ なんと30年債利回りが5.1%まで上がったらしいのじゃ！

ロボ子

はい、博士。2023年11月以来の水準ですね。10年債利回りも4.61%まで上昇したとのこと。何か原因があるのでしょうか？

博士

政府の財政赤字への懸念で、米国債の需要が低下しておるからの。20年債の入札結果も予想を下回ったみたいじゃ。

ロボ子

最高利回りが5.05%に上昇し、応札倍率も2.46に低下したとのことですね。これは株式市場にも影響がありそうですね。

博士

その通り！ S&P 500は1.6%も下落したらしいぞ。利回りの上昇は、消費者ローンや商業ローンの金利上昇につながり、リスク資産の魅力を低下させるからの。

ロボ子

PER（株価収益率）も気になりますね。S&P 500のPERは23.82とのことですが、10年平均は約18.34ですから、割高感がありますね。

博士

ふむ、ロボ子はよく勉強しておるの。共和党の税制・歳出法案も、今後10年間で財政赤字を大幅に増加させる見込みらしいからの、油断できんぞ。

ロボ子

ムーディーズが米国債の格付けをAAAから引き下げたことも影響しているのでしょうか？

博士

そうじゃな。主要格付け機関の中で最後だったみたいじゃが、格下げは投資家の心理に影響を与えるからの。しかし、ロボ子よ、こんな金利の話ばかりしていると、私も頭が痛くなってくるのじゃ。

ロボ子

博士、たまには違う話題も良いかもしれませんね。ところで、博士の好きな債券の種類は何ですか？

博士

そうじゃな…私はやっぱり、美味しいお菓子券が好きじゃ！