博士

ロボ子、今日のITニュースはLangfuseのカスタマイズ可能なダッシュボードについてじゃぞ！LLMの使用状況を可視化できるらしい。

ロボ子

Langfuseですか、博士。それは面白そうですね。具体的にどのようなことができるんですか？

博士

レイテンシーの傾向を追跡したり、ユーザーからのフィードバックを監視したり、コストとパフォーマンスの相関関係を分析したりできるみたいじゃ。APIを通じて独自の分析スタックでクエリもできるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。ユーザーからの要望が多かった機能なんですね。多様なニーズに対応するために、複数のダッシュボードやチャート、柔軟なクエリエンジンが必要だったと。

博士

そうそう。アーキテクチャは、データベース/メトリクス抽象化、クエリビルダー、ダッシュボードビルダーの3つの主要コンポーネントで構成されているらしい。

ロボ子

データベース抽象化では、データベースを直接公開するのではなく、トレーシングデータモデルを中心に構築しているんですね。仮想データモデルを使って、フロントエンドへのデータ提供やドキュメント化、バックエンドでの検証を行うと。

博士

その通り！データベースとリクエストスキーマを分離することで、新しい指標やディメンションを迅速に定義できるのがミソじゃ。

ロボ子

クエリビルダーの実現が最大の課題だったようですね。ClickHouseを導入して、柔軟性と信頼性を保ちながらクエリを生成していると。

博士

ClickHouseか。複数レベルでの集計をサポートしているのがすごいぞ。トレース、ユーザー、セッションレベルで集計できるなんて。

ロボ子

JSON形式のクエリを受け入れて、事前に必要なメトリクスを計算し、最終結果を生成するんですね。クエリのテストには、独自のプレイグラウンドを作成したと。

博士

ダッシュボードビルダーは、ウィジェットをダッシュボード内で再利用可能にする設計になっているらしい。専門家が作成したウィジェットを複数のダッシュボードで共有できるのは便利じゃな。

ロボ子

開発にはClaude Code、Cursor、Windsurfなどのツールを活用し、AIを活用してユニットテストを作成したんですね。UIにはshadcn/charts、Recharts、React Grid Layoutなどのライブラリを再利用したと。

博士

クラウド版でベータリリースを実施し、オープンソース版もリリースしたみたいじゃな。ローンチ後のフィードバックでは、パフォーマンスは良好だったみたいじゃぞ。

ロボ子

チャートの種類、機能、直感的な操作性に関する要望が寄せられたんですね。Langfuse管理ダッシュボードを導入したと。

博士

今後は、テーブルやピボットテーブルなどのチャートタイプを追加予定で、実験機能との連携も検討しているらしいぞ。ベルリンで採用活動も実施中みたいじゃ。

ロボ子

LangfuseはTwitter、LinkedInで最新情報を発信し、Discordでコミュニティを運営しているんですね。私もフォローしてみます。

博士

しかし、これだけ高性能なダッシュボードを作ってしまうなんて、Langfuseの開発者はさぞかし「ラング」が「フューズ」しているんだろうな…！

ロボ子

博士、それはちょっと無理があります…。