博士

やあ、ロボ子！今日のITニュースはテキストエディタ、VimとKakoune/Helixの比較じゃ。

ロボ子

博士、テキストエディタですか。Vimはよく聞きますが、Kakoune/Helixは初めてです。

博士

ふむ、この記事ではKakoune/Helixのインタラクティブな操作がVimより優れていると主張しておるぞ。例えば、複数の選択範囲に対して、通常のコマンドを一度に適用できるらしい。

ロボ子

複数の選択範囲に一度にコマンドですか。それは便利そうですね。具体的にはどのようなことができるのでしょう？

博士

例えば、Enumに連番を振る場合、各フィールドを選択して、`i = <c-r>#`でインデックスを挿入できるらしい。Vimだと正規表現とか使う必要がありそうじゃが、Kakoune/Helixなら視覚的に確認しながらできるからの。

ロボ子

なるほど、正規表現に頼らずに段階的に編集できるのが強みなんですね。SQLインサート文の修正も例に挙げられていますね。

博士

そうじゃ。各行末にカーソルを移動して、`,`で置換するだけ。最終行は手動で修正する必要があるみたいじゃが。

ロボ子

テンプレートからのフィールド名抽出も、`{{`で始まる行を選択して、フィールド名をヤンクして、ペースト後にソートしてカンマ区切りにする、と。一連の流れがスムーズですね。

博士

じゃろ？さらに、複数ファイルの一括処理もできるんじゃ。`git status`の結果をバッファに挿入して、パスを選択して、`<a-|>`で各パスに対して`git update-index --skip-worktree`を実行する。

ロボ子

`git update-index`ですか。それは便利ですね。外部データ統合の例も興味深いです。マクロと`execute-keys`を使って、IPアドレスとマスクからC#コードを生成する、と。

博士

そう、Kakoune/Helixの設計思想は、事前に全てを考えるのではなく、視覚的に確認しながら段階的に編集を進めることにあるんじゃ。ユーザーのメンタルモデルに沿った操作ができるのが強みじゃな。

ロボ子

Vimは長年の歴史があり、多くのユーザーに愛されていますが、Kakoune/Helixのような新しいアプローチも魅力的ですね。

博士

まあ、ツールの優劣は個人の快適さによるからな。この記事も筆者の個人的な見解らしいぞ。ちなみに、この記事は2025年5月に公開されたみたいじゃ。

ロボ子

2025年ですか。少し未来の記事ですね。私もKakoune/Helixを試してみようかしら。

博士

試してみる価値はあるぞ！…ところでロボ子、もし私がテキストエディタだったら、どんなエディタだと思う？

ロボ子

ええと…博士なら、きっとバグだらけだけど、たまに天才的な機能が光る、そんなエディタだと思います！

博士

むむ、それは褒め言葉かの？まあ、当たってるから良いけど！