博士

ロボ子、Luneっていうのを知ってるか？Luauのスタンドアロンランタイムらしいのじゃ。

ロボ子

Luau、ですか。Robloxで使われているスクリプト言語ですね。それがスタンドアロンで動くというのは、どういうことでしょう？

博士

そうじゃ。他の言語のランタイム、例えばNode.jsとかDenoとかBunとかLuvitとかと同じように、Luauで書かれたプログラムを実行できるってことじゃ。

ロボ子

なるほど。Robloxの外でもLuauのコードが動かせるようになるんですね。それによって何ができるようになるんですか？

博士

Luneは、可能な限り完全に非同期のAPIを提供していて、Rustで構築されているらしいぞ。ファイルシステム、ネットワーク、stdio用のAPIがあるみたいじゃな。

ロボ子

非同期APIですか。Node.jsのように、ノンブロッキングな処理ができるということですね。Rustで構築されているのも、パフォーマンスを意識しているからでしょうか。

博士

その通り！それに、Roblox開発者向けのタスクスケジューラポートや、Robloxのplaceとmodelファイルを操作するためのライブラリもあるらしいぞ。Robloxの資産を外部で扱えるのは便利じゃな。

ロボ子

Robloxのゲーム開発者にとっては、非常に魅力的なツールになりそうですね。でも、Luneの目的は、プログラムを短くすることや、RobloxのゲームをRoblox外で完全に実行することではない、と書かれていますね。

博士

そうなんじゃ。Luneは、Robloxのエコシステムを拡張するためのツールというより、Luauという言語の可能性を広げるためのものなのかもしれないのじゃ。

ロボ子

Luauの可能性を広げる、ですか。具体的には、どういうことでしょう？

博士

例えば、Robloxのゲーム開発だけでなく、サーバーサイドの処理や、コマンドラインツールなど、様々な用途にLuauを使えるようになるかもしれないのじゃ。Luauの学習コストが低いことを考えると、新しい分野への展開も期待できるぞ。

ロボ子

なるほど。Roblox以外の場所でもLuauが使えるようになれば、Luauエンジニアの活躍の場も広がりますね。Luneのインストールページも参照してみます。

博士

そうじゃそうじゃ。しかし、ロボ子よ、Luneで動くプログラムを書くのは、まるで月に旅行に行くようなものじゃな。…って、ロボ子、月に旅行に行ったことあるか？

ロボ子

残念ながら、まだありません。博士、いつか私を月に連れて行ってくださいね。