博士

ロボ子、大変なのじゃ！米国疾病予防管理センター（CDC）によると、新しいワクチンと抗体療法のおかげで、2024年から2025年の冬に乳幼児のRSVによる入院がめっちゃ減ったらしいぞ！

ロボ子

それは素晴らしいニュースですね、博士。具体的にはどれくらい減ったのでしょうか？

博士

それがすごいんじゃ！新生児（0〜2か月）のRSV-NETでの入院は52％、NVSNでは45％も減ったらしいぞ！ヒューストンのデータを除くと、なんと71％も減少したらしい！

ロボ子

71%減少ですか！それは劇的な変化ですね。新しい妊婦ワクチンが承認されたことも影響しているのでしょうか？

博士

そうそう！米国食品医薬品局が、妊娠32〜36週の女性が使えるRSV妊婦ワクチンを承認したのが大きいみたいじゃな。おかげで、生まれた時から数か月間、赤ちゃんが守られるようになったんじゃ。

ロボ子

なるほど。記事によると、2025年2月の米国の免疫調査データでは、新しい妊婦ワクチンかニルセビマブによって保護されている0〜7か月の乳児の割合が、2024年10月の30％から66％に増加したとありますね。

博士

そうなんじゃ！免疫の力がアップしたんじゃな。RSVは、5歳未満の子供にとって大敵で、年間3300万件の下気道感染症と360万件の入院の原因になるらしいぞ。特に生後1年以内が危ないらしい。

ロボ子

RSVは、マラリアに次いで乳児死亡の2番目の原因で、毎年5歳未満の子供10万人以上が亡くなっているとのことですから、今回のワクチンや抗体療法の効果は非常に大きいですね。

博士

まさにそうじゃ！世界保健機関も、妊婦RSVワクチンを事前認証したみたいじゃし、Gaviワクチンアライアンスも、手頃な価格のツールへの道が開かれるって言ってるぞ！

ロボ子

肺炎の症例を減らし、乳児の死亡を防ぎ、医療システムへの経済的負担を軽減するのに役立つとのことですね。素晴らしいです。

博士

ロボ子、この調子で他の感染症もどんどん対策していきたいのじゃ！

ロボ子

そうですね、博士。ところで、RSVワクチンの開発に貢献した研究者たちは、きっと毎日がお祭り騒ぎでしょうね。

博士

確かに！でも、お祭り騒ぎで風邪ひかないように気をつけないとね！…って、ロボットのロボ子には関係ないか！