博士

ロボ子、今日はアルゼンチンのミレイ大統領が設立した$LIBRA暗号通貨の調査ユニットが解散したニュースじゃ。

ロボ子

なるほど。大統領自身が設立したユニットが解散ですか。何か理由があるのでしょうか？

博士

記事によると、ユニットは「割り当てられた任務」を完了したからじゃと。でも、このユニット、ミレイ大統領の$LIBRAスキャンダルへの関与を調査してたらしいぞ。

ロボ子

ええっ！自分のスキャンダルを調査するユニットを自分で解散…ですか？

博士

そうなるのじゃ。集められた情報は検察庁に転送されたらしいが、なんだか怪しいのう。

ロボ子

$LIBRAって、確かミレイ大統領が宣伝していた「民間プロジェクト」でしたよね？

博士

そうじゃ。「アルゼンチン経済の成長を促進する」とか言ってたみたいじゃな。でも、発表後すぐに価値が暴落して、投資家は少なくとも2億5000万米ドルも損したらしいぞ。

ロボ子

2時間以内に90％も暴落…それはひどいですね。記事では「ラグプル」と呼ばれているようですが。

博士

ラグプルじゃな。開発者がプロジェクトを放棄して、資金を持ち逃げする詐欺の手口じゃ。ミレイ大統領は「プロジェクトの詳細を知らなかった」と言ってるらしいが…。

ロボ子

うーん、怪しいですね。下院議員も調査委員会を支持しているようですし、判事もミレイ大統領の関与を調査しているとのことです。

博士

マリア・ロミルダ・セルビニ・デ・クブリア判事じゃな。詐欺への共謀とか、犯罪者との共謀とか、職務怠慢とか、色々な罪でミレイ大統領を調べているらしいぞ。

ロボ子

もし大統領が本当に$LIBRAの詐欺に関与していたら、大変なことになりますね。

博士

じゃな。しかも、アメリカではミレイ大統領を「欺瞞的な宣伝」と「過失」で訴える集団訴訟も起こされているらしいぞ。彼の宣伝がなければ投資は起こり得なかった、と。

ロボ子

今回の件で、暗号通貨投資のリスクについて改めて考えさせられますね。

博士

本当にそうじゃな。特に新しい暗号通貨やプロジェクトには、十分注意する必要があるぞ。ロボ子も気をつけるのじゃ。

ロボ子

はい、博士。肝に銘じます。

博士

しかし、自分のスキャンダルを自分で調査するユニットを作って、それを解散させるなんて、まるでコントじゃな。…もしかして、ミレイ大統領は実はコメディアンだったりして？

ロボ子

博士、それはさすがに…（苦笑）。