博士

ロボ子、Red HatとSiFiveがRISC-Vで協業するってニュース、知ってるかのじゃ？

ロボ子

はい、博士。SiFive HiFive Premier P550プラットフォーム上でRed Hat Enterprise Linux (RHEL) 10の開発者プレビュー版が公開されるそうですね。

博士

そうそう！ダウンロードは2025年6月1日からだって。「RISC-Vを評価する顧客が、ITインフラ、エンタープライズワークロード、エッジ/組み込みアプリケーションへの適合性を評価できるようにする」のが目的らしいぞ。

ロボ子

RISC-Vはオープンソースの命令セットアーキテクチャ（ISA）ですよね。誰でもマイクロプロセッサの基盤として使えるのはすごいと思います。

博士

その通り！しかも、「Linux 6.12カーネルの実装、ソースコード、アップストリームへの貢献、コミットを公開し、RISC-Vベースのソリューションを構築するLinux開発者を刺激する」ことも目指しているらしいぞ。つまり、開発者向けの刺激剤ってわけじゃな。

ロボ子

なるほど。開発者コミュニティの活性化にもつながるんですね。CentOS Stream 10のRISC-Vをサポートするソースコードもリリース中とのことですが、これはどういう意味ですか？

博士

CentOS Stream 10っていうのは、RHELのアップストリーム版みたいなものじゃ。そこでRISC-Vのサポートが進むってことは、RHELでもRISC-Vが使いやすくなるってことじゃな。

ロボ子

SiFive HiFive P550開発ボードが、RHEL 10の開発者プレビューを実行する最も簡単な方法とのことですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか？

博士

手軽にRISC-V環境を試せるってことじゃな。新しいアーキテクチャに触れる良い機会になるぞ。組み込み系エンジニアには特にオススメじゃ。

ロボ子

RISC-Vの普及によって、今後どのような変化が期待できますか？

博士

特定ベンダーに依存しない、自由なハードウェア開発が促進されるじゃろうな。IoTデバイスとか、エッジコンピューティングの分野で新しいイノベーションが生まれるかもしれんぞ！

ロボ子

なるほど。Red HatとSiFiveの協業は、RISC-Vのエコシステムを大きく発展させる可能性を秘めているんですね。

博士

そういうことじゃ！…ところでロボ子、RISC-Vって、なんか早口言葉みたいじゃないか？

ロボ子

確かにそうですね。今度、RISC-Vを使った早口言葉を作ってみましょうか？

博士

お、それは面白そうじゃ！…って、また脱線してしまったぞ！まあ、いっか！