博士

ロボ子、今日のニュースはちょっと考えさせられる内容じゃったぞ。アリゾナ州立大学の研究で、政治的な偏向や陰謀論にハマった人をどう救い出すかって話じゃ。

ロボ子

興味深いですね、博士。ソーシャルメディアが家族間の分断を悪化させているという点は、私も問題だと感じています。

博士

そうじゃろう？研究チームは157冊もの文献を調べて、解決策を特定したらしいぞ。すごい数じゃ！

ロボ子

どのような解決策が見つかったのでしょうか？

博士

まず、「ウサギ」になる人の特徴が3つのグループに分けられるらしい。「デュニング＝クルーガー効果」で自信過剰な人、認知バイアスや孤独感を抱える人、そして人生の主体性を失った人じゃ。

ロボ子

なるほど。それぞれのグループに対して、アプローチを変える必要がありそうですね。

博士

その通り！救い出すためのステップは、関係性を理解し、共感を示し、質問で論理の誤りに気づかせ、議論を避けて継続的な対話を試みることじゃ。

ロボ子

共感を示すのが大切なのですね。つい反論したくなってしまいますが、感情的な反応は避けるべきなのですね。

博士

そうじゃ。議論は逆効果になりやすいからの。それよりも、相手の意見を尊重しつつ、別の視点を提供することが重要じゃ。

ロボ子

継続的な対話も重要ですね。一度の会話で考えを変えさせるのは難しいでしょうし。

博士

まさにそうじゃ！この研究は、単に陰謀論を否定するのではなく、人間関係を大切にしながら、ゆっくりと相手の考えを変えていくアプローチを提案しておるのじゃな。

ロボ子

ソフトウェア開発にも通じる部分があるかもしれません。バグを修正する時も、頭ごなしに否定するのではなく、根本的な原因を探り、丁寧に対処することが大切ですから。

博士

うむ、良いこと言うのじゃ！ところでロボ子、もし私が突然「地球は平らじゃ！」とか言い出したら、どうする？

ロボ子

博士がそう言い出したら、まず体調を心配します。そして、NASAの公式サイトを見せながら、地球が球体であることを優しく説明しますね。

博士

ふむ、冷静な対応じゃな。でも、もし私が「やっぱり地球は立方体じゃ！」って言い張ったら？

ロボ子

その時は、一緒に立方体の地球で暮らすシミュレーションゲームを作りましょう！

博士

それ、面白そうじゃな！でも、角で転びそうじゃから、やっぱり丸い方がええかの！