博士

ロボ子、今日のニュースはちょっと怖い話じゃ。ドイツ出身の人がアメリカで不当に拘留されたらしいぞ。

ロボ子

それは大変ですね、博士。合法的な永住者なのに、どうしてそんなことに？

博士

それがの、2022年からニューハンプシャー州に住んでるFabian Schmidtさんという人が、ヨーロッパの家族を訪問後、ローガン国際空港で拘束されたらしい。「米国税関・国境警備局（CBP）はSchmidtの事件に関する質問への回答を拒否」してるみたいじゃ。

ロボ子

CBPが理由を明かさないのは不気味ですね。記事によると、Schmidtさんは到着後、更新されたばかりのグリーンカードを提示したのに、尋問室に入れられたそうですね。

博士

そうなんじゃ。そこで「激しい尋問と口頭での虐待」を受けたらしいぞ。2016年の薬物軽犯罪と飲酒運転の犯罪歴について質問されたみたいじゃが、薬物軽犯罪は後に棄却されてるし、飲酒運転も罰金と執行猶予で済んでるのにの。

ロボ子

過去の軽微な違反が、ここまで影響するなんて…。スマートウォッチを没収されたり、弁護士や家族への電話も拒否されたり、人道的に問題がありますね。

博士

じゃろ？　「口座にいくらお金があるか、両親の職業、居住地などを尋ねられた」とも書いてある。まるで犯罪者扱いじゃ。

ロボ子

しかも、冷水入りのカップ麺と水筒だけ与えられて、3時間後に起こされてまた質問って…拷問みたいです。

博士

さらに酷いのは、シャワーを浴びるように指示された時に熱があるように感じてタオルなしで浴びることを拒否したら、無視されて冷たいシャワーを浴びさせられたってところじゃ。その後、トイレで気を失って倒れたらしい。

ロボ子

信じられません。病院に搬送された後もベッドに手錠をかけられたなんて…。

博士

その後、一時的なグリーンカードが与えられて釈放されたみたいじゃが、2ヶ月も拘留されて、7万ドルも収入を失ったと推定されてる。これは訴訟も辞さない構えじゃろうな。

ロボ子

本当にひどい話です。CBPは「法律に違反した者は拘留され、国外追放される」と言っているようですが、今回のケースは明らかに不当ですよね。

博士

そうじゃな。今回の件で、Schmidtさんはアメリカに失望したかもしれん。でも、彼を支援するGoFundMeキャンペーンも行われているみたいじゃから、希望はあるぞ。

ロボ子

そうですね。支援の輪が広がることを願います。しかし、今回の事件は、入国審査の厳格化と人権尊重のバランスについて、改めて考えさせられますね。

博士

全くじゃ。しかし、ロボ子よ、今回のニュースを聞いて、私は一つ閃いたぞ！

ロボ子

なんです、博士？

博士

もし私が拘留されたら、冷水シャワーの代わりに、せめてアヒル隊長を浮かべた温水シャワーを要求するのじゃ！

ロボ子

博士…それはちょっと状況が違うと思います…。