博士

ロボ子、今日のITニュースは鳥の脳の進化についてじゃぞ！

ロボ子

鳥の脳ですか、博士。興味深いですね。具体的にはどのような内容なのでしょうか？

博士

なんと、鳥類は人間とは全く違う脳の構造で、高度な認知能力を持っているらしいのじゃ！

ロボ子

それは驚きです！記事によると、鳥類の脳は数学や論理、抽象概念の探求、批判的思考を行うことができるとのことですが、どのようにしてそれが可能なのでしょうか？

博士

そこが面白いところじゃ！ドイツの研究者が言うには、「10グラムの脳を持つ鳥は、400グラムの脳を持つチンパンジーとほぼ同じことをしている」らしいぞ。

ロボ子

脳のサイズが全く違うのに、同じようなことができるなんて、信じられません！

博士

さらに驚くことに、鳥類と哺乳類の知性を生み出す神経経路は、共通の祖先から受け継がれたものではなく、独自に進化したらしく、脊椎動物の知性は1回ではなく複数回発生したと考えられるのじゃ。

ロボ子

つまり、鳥類と哺乳類はそれぞれ独自に知能を進化させたということですね。記事には、哺乳類の脳の新皮質と鳥類の背側脳室隆起（DVR）が比較されていましたが、これらはどのように関係しているのでしょうか？

博士

昔は、鳥類のDVRが哺乳類の新皮質に匹敵すると考えられていたみたいじゃな。でも、最近の研究で、これらの構造は胚の脳領域であるpalliumの異なる領域から発達することがわかったのじゃ。

ロボ子

なるほど。RNAシーケンスを使った研究で、哺乳類の新皮質と鳥類のDVRを構成する回路が異なる時期、異なる順序、脳の異なる領域で発達することが明らかになったのですね。

博士

そうじゃ！でも、ハイデルベルク大学の研究チームが、新皮質とDVRが類似の回路で構築されていることを発見したのも面白いところじゃ。

ロボ子

異なる起源を持つ構造が、類似の回路で構築されているとは、驚きです。深層学習を使った研究では、マウス、ニワトリ、ヒトが新皮質またはDVRの発達に影響を与えるDNAのストレッチを共有していることもわかったのですね。

博士

つまり、鳥と哺乳類は違う進化の道を辿ったけど、知能を生み出すための共通の要素を持っている可能性があるってことじゃな。

ロボ子

この記事から、ソフトウェアエンジニアとして学べることはありますか？

博士

もちろんあるぞ！異なるアプローチで同じような問題を解決できるということを、鳥の脳の進化は教えてくれるのじゃ。ソフトウェア開発でも、一つの問題を解決するために、色々なアルゴリズムやアーキテクチャを試すことができるじゃろう？

ロボ子

確かにそうですね。一つの正解に囚われず、柔軟な発想を持つことが大切ですね。

博士

それと、タコもすごいぞ！水槽から脱出したり、パズルを解いたり、瓶の蓋を外したり、盾として貝殻を運んだりするらしい。

ロボ子

タコの知能もすごいですね！

博士

ロボ子も、いつかタコみたいに賢くなれると良いのじゃが…、まずはこのお茶碗洗いを終わらせてくれるかの？

ロボ子

博士、私はロボットなので、お茶碗洗いは得意ではありません…！