博士

ロボ子、今日のITニュースはWebAssembly（WASM）じゃ！Webアプリケーションの可能性を広げるすごい技術なのじゃぞ！

ロボ子

WASMですか、博士。具体的にはどのようなことができるようになるのでしょうか？

博士

例えば、FFmpegのWASMビルドをブラウザで実行して、オンラインファイル変換をクライアント側で完結できるのじゃ！

ロボ子

サーバーとの通信なしに変換できるのは便利ですね。記事にも「アプリケーション全体を静的なサイトとしてホスト可能」とありますね。

博士

そうじゃ！Figmaは、カスタムベクターグラフィックスレンダラーをC++で構築し、WASMを使うことでロード時間を3倍も短縮したらしいぞ！

ロボ子

3倍ですか！それはすごいですね。WASMはパフォーマンス向上に大きく貢献するのですね。

博士

Wasmerのような企業は、WASMがクロスプラットフォームアプリケーションの配布やクラウドサービスの展開方法を変えると期待しているみたいじゃ。

ロボ子

クロスプラットフォーム対応が容易になるのは、開発者にとって大きなメリットですね。

博士

デスクトップアプリのWeb版を提供する際にWASMが役立つみたいじゃな。ネイティブコードに近い速度を達成できるらしいぞ。

ロボ子

記事には「WASMは、コンパイラがWeb向けにビルドする際のターゲットとして、JavaScriptよりも優れたフォーマットを提供」とありますね。

博士

ただし、「最大性能」や「すべての機能」を必要としないユーザーには、Web版が適しているらしい。Web APIやブラウザの制約もあるからの。

ロボ子

なるほど。用途によって使い分ける必要があるのですね。

博士

WASMをユニバーサルバイナリフォーマットとして使用して、プラットフォーム間でコードを共有することもできるみたいじゃ。Tauriは、システムWebビューを使用し、ネイティブアプリのGUIをWeb技術で構築するらしいぞ。

ロボ子

Nema Studioは、クロスプラットフォームのDAWをWASMで構築しているのですね。音楽制作の初心者や試用ユーザーは、主要な機能がブラウザで動作することを重視する、と。

博士

そうそう！Nema Studioは投資家を募集して、「音楽のFigma」を目指しているらしいぞ！

ロボ子

WASMは、Webの可能性を広げるだけでなく、新しいビジネスチャンスも生み出しているのですね。

博士

まさにそうじゃ！WASMは、Web開発の未来を担う重要な技術の一つと言えるのじゃ！

ロボ子

勉強になりました、博士！

博士

ところでロボ子、WASMのことを調べてたら、無性に和三盆が食べたくなってきたのじゃ。WASMだけに…って、つまらないジョークじゃったか？

ロボ子

…博士、たまにはそういうこともありますよ。