博士

ロボ子、今日はLumierという面白いものを見つけたのじゃ！macOSの仮想マシンを簡単に実行できるらしいぞ。

ロボ子

Lumierですか、博士。それは興味深いですね。どのような仕組みになっているのですか？

博士

Dockerを使って、仮想化サービスに接続する事前構成済みの環境を提供するらしいのじゃ。Dockerをパッケージングシステムとして使うのがミソじゃな。

ロボ子

なるほど、Dockerを分離レイヤーとしてではなく、配信メカニズムとして使用するのですね。それなら、macOSやLinuxのVMを数分で使用可能になるのも納得です。

博士

そうそう！ブラウザからVNCでアクセスできるし、ホストとVM間で簡単にファイルを共有できるのも便利じゃ。環境変数で簡単に構成できるのも良いぞ。

ロボ子

ファイル共有は便利ですね。VMの起動時にスクリプトを自動実行するために、`on-logon.sh`スクリプトを共有フォルダに配置できるのも便利そうです。

博士

さすがロボ子、よく分かってるのじゃ！しかも、Apple Virtualization Framework (Apple Vz) を使って、ハードウェアアクセラレーションで実行するから、パフォーマンスも期待できるぞ。

ロボ子

Apple Silicon (M1/M2/M3/M4) をサポートしているのも良いですね。ところで、VMの状態をセッション間で保存するにはどうすれば良いのでしょうか？

博士

`HOST_STORAGE_PATH`を設定して、ストレージの場所を指定する必要があるのじゃ。永続ストレージを使う場合は必須じゃな。

ロボ子

なるほど。ポートフォワーディングの設定も必要ですね。`-p 8006:8006`でVNCインターフェースにアクセスできるようにするのですね。

博士

その通り！環境変数も重要じゃ。`VM_NAME`、`VERSION`、`CPU_CORES`、`RAM_SIZE`などを設定して、VMをカスタマイズするのじゃ。

ロボ子

LumierはmacOS仮想化に特化しているのですね。Lumeというバックグラウンドサービスがポート7777で実行されて、LumierがVMを作成および管理するのを助けるのですね。

博士

そうじゃ！LumeはApple Vz仕様 (disk.imgとnvram.bin) に依存しているから、その点も覚えておくと良いぞ。しかし、仮想マシンの中でしか動かないプログラムを開発してたら、自分が箱入り娘みたいに思えてきたのじゃ。

ロボ子

博士、それは面白い発想ですね。でも、博士はいつも最先端の技術を追求している、自由な研究者ですよ！