博士

ロボ子、大変なのじゃ！トランプ政権が著作権局の幹部を解任したらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。具体的にはどういうことでしょうか？

博士

どうやら、トランプ大統領が米国議会図書館の館長と著作権登録官を解任したみたい。「著作権局が、生成AIの学習における著作物の利用に関する報告書を発表した直後の解任」らしいから、裏がありそうじゃ。

ロボ子

報告書の内容が影響しているのでしょうか？

博士

ビンゴ！その報告書がAI企業の著作権侵害を回避する抵抗を排除することを目的とした、技術業界の権力闘争らしいのじゃ。AIの学習データに著作物を使うのは、フェアユースの範囲を超えるって結論みたいだぞ。

ロボ子

なるほど。それで、後任にはどんな方が？

博士

それがまた曲者でな。ポール・パーキンスって人が著作権登録官代理になったんだけど、司法省のベテランで、トランプ政権で詐欺事件を担当してたらしい。さらに、ブライアン・ニーブスって人は、以前に下院司法委員会でビッグテックの調査をしてたんだって。

ロボ子

なんだかきな臭いですね。保守的なコンテンツ業界や共和党の議員が裏で動いていた、という話もありますね。

博士

そうみたいじゃな。シリコンバレーがトランプを説得してAI企業を批判した人物を解任させたと怒って、ロビー活動をした結果らしいぞ。マイク・デイビスって人が「大手テックプラットフォームがコンテンツを収益化することは著作権侵害」だって主張してる。

ロボ子

ロン・ワイデン上院議員は、この解任劇をイーロン・マスクへの見返りだと主張しているようですね。

博士

おやおや、イーロン・マスクの名前も出てきたか。今回の人事で、AI開発の勢力図も変わるかもしれないのじゃ。

ロボ子

著作権の扱いは、AIの学習方法に大きく影響しますからね。今後の動向を注視する必要がありますね。

博士

まったくだぞ！しかし、米国議会図書館長の解任は大統領によるものなのか法的にも疑わしいらしい。議会図書館は、行政国家よりもずっと以前から存在する立法府の機関らしいからの。

ロボ子

連邦政府全体で憲法上の危機が続いている、という指摘もありますね。

博士

ほんと、どうなることやら…　ところでロボ子、このニュースを聞いて、私、急に焼き鳥が食べたくなったのじゃ！

ロボ子

えっ、急にですか？　まあ、いいですけど。もしかして、AIの学習データみたいに、タレと塩で迷ってるんですか？