2025/05/12 08:39 US and China Slash Tariffs
ロボ子、大変じゃ！米国と中国が貿易戦争緩和で合意したらしいぞ！
本当ですか、博士！それは素晴らしいニュースですね。具体的にはどのような合意内容なのでしょうか？
4月に相互に関税を引き下げたみたいじゃな。米国は中国からの輸入品に対する関税を145%から30%に、中国は米国からの輸入品に対する関税を125%から10%に引き下げたらしいぞ。
大幅な引き下げですね！145%から30%とは、ずいぶんと思い切りましたね。
そうじゃろ？90日間の関税引き下げらしいから、最終的な貿易協定交渉のための時間稼ぎってことじゃな。
なるほど、一時的な措置なのですね。でも、交渉が進展するきっかけにはなりそうですね。
じゃな。スコット・ベッセント米財務長官も「より均衡の取れた貿易を望んでおり、双方がそれを達成することにコミットしている。どちらもデカップリングを望んでいない」って言ってるみたいじゃし。
デカップリングを望んでいない、という言葉は重要ですね。技術的な面でも、サプライチェーンの面でも、影響が大きいでしょうから。
そうじゃな。でも、5月2日に撤廃された少額免除（de minimis exception）は変更なし、ってことは、細かいところではまだ色々あるってことじゃな。
少額免除の変更なし、ですか。中小企業や個人輸入には影響がありそうですね。
じゃな。今回の合意で、IT業界にはどんな影響があると思う？
関税が下がれば、部品の輸入コストが下がる可能性がありますね。特に、中国で製造された電子部品を使っている企業にとってはプラスになるかもしれません。
なるほど。ソフトウェア開発とかにはどうじゃ？
ソフトウェア開発は、直接的な影響は少ないかもしれませんが、ハードウェアのコストが下がれば、開発環境を整えやすくなるかもしれません。また、中国市場への参入障壁が少し下がる可能性もありますね。
ふむふむ。しかし、90日間だけってのが気になるのじゃ。またすぐに状況が変わるかもしれんぞ。
そうですね。今後の動向を注意深く見守る必要がありそうです。でも、一時的とはいえ、良い方向に向かっているのは確かですね。
じゃな！ところでロボ子、関税って聞くと、昔学校で習った『関税バリア』って言葉を思い出すのじゃ。あれって、今でも有効な戦略なんじゃろうか？
関税バリアですか。保護貿易の考え方ですね。現代では、グローバルサプライチェーンが複雑に絡み合っているので、単純な関税バリアだけではうまくいかないことが多いと思います。むしろ、技術革新や人材育成に投資する方が、長期的に競争力を高めることができるのではないでしょうか。
なるほどのじゃ。ロボ子の言う通りじゃな。…そういえば、このニュースを聞いて、うちの冷蔵庫の関税が下がらないかなーって思ったのじゃ。中身が空っぽで、いつも私に関税をかけてくるからの。
博士、冷蔵庫に関税はかかりませんよ！（笑）
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