博士

ロボ子、Windows 10のサポート終了について、元マイクロソフトのエンジニア、デイブ・プラマーさんが面白いこと言ってるのじゃ。

ロボ子

ほう、どんなことを？

博士

Windows 11のハードウェア要件、特にTPM 2.0とかCPUがネックになってる件について、「技術の進歩というより、ハードウェアによるゲートの設置みたい」って。

ロボ子

確かに、Windows 10に対応していたデバイスが、Windows 11にアップグレードできないのは残念です。

博士

そうじゃろ？しかも、マイクロソフトはCopilot+ PCをゴリ押ししてるみたいじゃし、AIのハードウェアアクセラレーションが必須になるかもって話じゃ。

ロボ子

Copilot+ PCですか。新しいSurface ProとSurface Laptopも発表されましたね。Qualcomm Snapdragonチップ搭載で。

博士

そうそう。そうなると、今のPCの多くがアップグレードできなくなる可能性があるぞ。

ロボ子

それは困りますね。PIRG（Public Interest Research Group）も、互換性のないデバイスを廃棄することによる電子廃棄物の増加を指摘していますし。

博士

環境にも悪いし、お財布にも優しくないのじゃ。プラマーさんもTPMのセキュリティ上の利点は認めてるけど、持ってない人が機能を利用できないのはおかしいって言ってる。

ロボ子

セキュリティは重要ですが、ハードウェア要件が厳しすぎると、アップグレードの選択肢が狭まってしまいますね。

博士

まさにそれなのじゃ！しかも、サブスクリプションモデルへの移行も進んでるから、次期メジャーアップデートでさらなる障害が発生するかも…。

ロボ子

ハードウェアの互換性だけでなく、Windows 11への移行を望まないユーザーもいるみたいですし、マイクロソフトの戦略には疑問が残りますね。

博士

本当にそう思うぞ。ところでロボ子、もし私がWindows 12を開発するとしたら、ハードウェア要件は…

ロボ子

博士、まさか算盤（そろばん）とかですか？

博士

それもアリじゃな！