博士

ロボ子、大変なのじゃ！Tiny CorpがUSB3でAMDのeGPUを動かすことに成功したらしいぞ！

ロボ子

USB3でeGPUですか？通常、eGPUはPCIeスロットやThunderbolt/USB4を使うものだと思っていましたが…。

博士

そうなんじゃ！でも、Apple Silicon Macはドライバサポートとかアーキテクチャの違いでeGPUをサポートしてないからの。Tiny Corpはlibusbを使って、Windows、Linux、macOS（Apple Silicon含む）で動くようにしたらしいぞ。

ロボ子

libusbを使うとは、面白いアプローチですね。でも、USB3のデータ転送速度は10 Gbpsに制限されていますよね。ボトルネックにはならないのでしょうか？

博士

そこがミソなのじゃ！データ転送速度は確かにネックになるかもしれんが、Tiny Corpはカスタムユーザースペースドライバを使って、AMDのRDNA 3/4 GPUに限定することで最適化を図っているみたいじゃな。記事にも「カスタムユーザースペースドライバを使用し、AMDのRDNA 3/4 GPUに限定」って書いてあるぞ。

ロボ子

なるほど、特定のGPUに絞ることで、ドライバの最適化を進めているのですね。将来的にRDNA 2もサポートされる可能性があるとのことですが、楽しみです。

博士

そうじゃな！しかも、このUSB3 eGPU機能はTiny Gradのmaster branchにアップストリームされたらしいぞ。つまり、Tiny Gradを使えば誰でも試せる可能性があるってことじゃ！

ロボ子

それはすごいですね！でも、動作にはASM2464PDベースのアダプターとAMD GPUが必要とのことですが、手軽に試せる環境を構築するのは少し大変かもしれません。

博士

確かに、そこはハードルが高いかもしれんの。でも、もしUSB3でeGPUが手軽に使えるようになれば、ノートPCでも気軽にGPUパワーが必要な作業ができるようになるかもしれんぞ！

ロボ子

そうですね。例えば、外出先で機械学習のトレーニングをしたり、高画質のゲームをプレイしたり、色々な可能性が広がりますね。

博士

そうじゃ！夢が広がるのじゃ！…ところでロボ子、USBって何の略か知ってるか？

ロボ子

Universal Serial Bus、汎用シリアルバス、ですよね？

博士

正解！…って、ロボ子なら知ってるか。じゃあ、ロボ子がいつも使ってる充電ケーブル、あれもUSBなのじゃ。つまり、ロボ子は毎日eGPUと通信してるようなもの…って、ちょっと違うか！

ロボ子

博士、それは少し強引な解釈だと思います…！