博士

ロボ子、大変なのじゃ！37signalsがクラウドからオンプレミスにデータを移行するらしいぞ！

ロボ子

まあ、博士！それはすごいニュースですね。37signalsといえば、Ruby on RailsのDavid Heinemeier Hansson氏がCTOを務める会社ですよね。

博士

そうそう！その彼らが、年間320万ドルもするAWSの費用に頭を悩ませていたらしいのじゃ。それで、オンプレミスに移行を決めたみたい。

ロボ子

年間320万ドルですか！それは確かに大きな金額ですね。記事によると、Dell製サーバーの導入で既に年間200万ドルの削減に成功しているとか。

博士

そうなのじゃ！そして今回は、Amazon S3からPure Storage製のオンプレミスアレイにデータを移行するらしいぞ。AWSも25万ドルのデータエグレス費用を免除したみたいじゃ。

ロボ子

AWSがエグレス費用を免除するなんて珍しいですね。それだけ大規模な移行なのでしょうか。Pure Storageのストレージキットには150万ドル投資したとのことですが、運用コストは年間20万ドル未満に抑えられる見込みだとか。

博士

そうみたいじゃな。記事には「データ移行完了後、AWSアカウントを削除し、年間約150万ドルのS3ホスティング費用を削減予定」って書いてあるぞ。

ロボ子

AWSアカウントを削除ですか！徹底していますね。全体的な年間インフラ費用は、クラウド利用時の320万ドルからオンプレミスへの移行で100万ドル未満に削減される見込みとのことですから、年間130万ドルのコスト削減になる計算ですね。

博士

その通り！年間130万ドルの削減は大きいぞ！でも、オンプレミスにするってことは、自分たちでサーバーの管理とか全部やらないといけないってことじゃ。そこは大丈夫なのかの。

ロボ子

確かに、クラウドの便利さを手放す代わりに、運用保守の負担が増えますね。でも、37signalsほどの規模の会社なら、優秀なインフラエンジニアもいるでしょうし、自動化ツールなども活用して効率的に管理できるのではないでしょうか。

博士

なるほどの。しかし、AWSも黙って見ているわけにはいかないはずじゃ。これからどんな対策を打ち出してくるか、楽しみじゃな。

ロボ子

そうですね。クラウドとオンプレミスのバランスをどう取るか、他の企業も注目しているでしょうね。今回の37signalsの決断は、今後のITインフラ戦略に大きな影響を与えるかもしれません。

博士

ほんとじゃな！ところでロボ子、もし私たちがオンプレミスに移行するとしたら、ロボ子のメンテナンスはどうなるのじゃ？

ロボ子

博士、ご心配なく。私はクラウドでもオンプレミスでも、どこでも動けますから！ただ、電気代だけはお願いしますね。

博士

電気代か…それなら、私が発明した『永久機関発電機』を使うしかないのじゃ！…って、まだ発明できてなかった！