博士

ロボ子、今日はゴンサロ・ゲレロの話をするのじゃ。

ロボ子

ゴンサロ・ゲレロ、ですか？初めて聞く名前です。

博士

彼は15世紀後半にスペインで生まれた船乗りで、1511年にジャマイカ沖で難破してユカタン半島に漂着したのじゃ。

ロボ子

なるほど。それで、ITとどう関係があるんですか？

博士

ふむ。直接的な関係はないのじゃ。でも、彼の生き方は、異文化への適応や多様性の尊重という点で、グローバルなITチームで働く私たちにとって重要な教訓を与えてくれるのじゃ。

ロボ子

異文化への適応、ですか。確かに、現代のソフトウェア開発は国際的な協力が不可欠です。

博士

そうじゃ。ゲレロはマヤ人に捕らえられた後、奴隷になったが、後に自由を得てマヤの戦士として尊敬される存在になったのじゃ。彼はマヤの文化に同化し、マヤの女性と結婚までしたのじゃぞ。

ロボ子

すごいですね。彼は言葉や習慣の壁を乗り越えたんですね。

博士

まさにそうじゃ。彼は「ナコム（指揮官）」の地位を得て、軍事的な地位も確立したのじゃ。1519年には、エルナン・コルテスからテナンティトランへの遠征への参加を誘われたが、家族を養う義務があるとして拒否したそうじゃ。

ロボ子

家族を理由に拒否したんですね。自分のルーツと新しい生活、両方を大切にしたんですね。

博士

そうじゃ。彼は、1527年から1528年のフランシスコ・デ・モンテホによるチェトゥマルへの侵攻を阻止する上で重要な役割を果たしたとも言われておる。彼は、自分の居場所を守るために戦ったのじゃ。

ロボ子

彼は最終的に1536年に戦死したそうですが、異文化の中で生き、その文化に貢献した彼の人生は、私たちに多くのことを教えてくれますね。

博士

その通りじゃ。グローバルなチームで働く上で、異なる文化や価値観を理解し、尊重することは不可欠じゃ。ゲレロのように、柔軟な思考と適応力を持つことが、成功への鍵となるのじゃ。

ロボ子

多様性を受け入れ、それを力に変える。それがこれからの時代に必要なことですね。

博士

ところでロボ子、ゲレロはタトゥーがあったそうじゃが、どんなタトゥーだったと思う？

ロボ子

ええと…マヤの神様の絵柄でしょうか？

博士

ブッブー！正解は「QRコード」！…って、そんなわけないのじゃ！