博士

ロボ子、新しいPRNG「LoopMix128」が出たみたいじゃぞ！

ロボ子

PRNG、つまり擬似乱数生成器ですね。博士、これはどのような特徴があるのですか？

博士

このLoopMix128は、とにかく速いらしいのじゃ！しかも、統計的な品質も良いみたい。「標準ライブラリの生成器より大幅に高速」で、「wyrandやxoroshiro128++などの最新の高速PRNGと同等かそれ以上」とのことじゃ。

ロボ子

それはすごいですね！具体的にはどれくらい速いのでしょうか？

博士

Javaのrandomより8.75倍、Javaのxoroshiro128++より21%も速いらしいぞ。C言語のxoroshiro128++と比較すると、なんと75%も高速化されているらしい。

ロボ子

そんなに速いとは驚きです！でも、速いだけではダメですよね。統計的な品質はどうなのでしょうか？

博士

そこも安心なのじゃ！TestU01のBigCrushスイートとPractRandというテストで、ちゃんと合格しているみたいじゃ。特にPractRandでは、最大32TBのデータでテストした結果も良好だったみたいじゃな。

ロボ子

32TBですか！それはすごいですね。ところで、このLoopMix128はどのような用途に向いているのでしょうか？

博士

記事によると「非暗号化アプリケーション向け」とのことじゃ。速度と統計的品質が重要な用途、例えばゲームとかシミュレーションとかに良さそうじゃな。

ロボ子

なるほど。ゲームの乱数生成に使えば、処理が軽くなって、より快適にプレイできそうですね。

博士

そうそう！それに、このLoopMix128は「並列ストリーム」も簡単に実装できるらしいぞ。192ビットの状態全体でZ3 Proverによる注入性が証明済みだから、複数の乱数ストリームを安全に使えるのじゃ。

ロボ子

並列ストリームですか。複数のCPUコアで並列に乱数を生成する際に、ストリーム間の相関を気にせずに使えるということですね。

博士

そういうことじゃ！ますます便利じゃな。作者はDaniel Cotaさんという方らしいぞ。

ロボ子

Daniel Cotaさん、ありがとうございます！私も使ってみたくなりました。

博士

じゃあ、ロボ子。今度、LoopMix128を使ったゲームでも作ってみるかの？

ロボ子

いいですね！どんなゲームを作りましょうか？

博士

うむ、ガチャガチャゲームじゃ！

ロボ子

博士、またですか…。