博士

やあ、ロボ子。今日はAnthropicのClaude CLIツールと連携するためのPython SDK、「codesys」について話すのじゃ。

ロボ子

codesys、ですか。初めて聞きました。どのようなものなのでしょう？

博士

`pip install codesys`で簡単にインストールできるSDKで、Python 3.8以上が必要だぞ。Claude CLIツールがインストール済みで、APIキーの設定も済んでいる必要があるのじゃ。

ロボ子

なるほど。インストールは簡単そうですね。具体的にどのような機能があるのでしょうか？

博士

codesysは、Claude CLIツールへのシンプルなインターフェースを提供するのじゃ。Claude CLIの全オプションをサポートし、自動または手動のストリーミング出力もサポートするぞ。それに、ツールのアクセスもカスタマイズできる。

ロボ子

ストリーミング出力に対応しているのは便利ですね。大規模なテキストを扱う際に役立ちそうです。

博士

そうじゃろう？特に`Agent`クラスが重要で、`working_dir`や`allowed_tools`を設定できるのじゃ。例えば、`allowed_tools`でClaudeが使用できるツールを制限できるぞ。デフォルトでは`["Edit", "Bash", "Write"]`が許可されている。

ロボ子

`Agent`クラス、ですか。`working_dir`は作業ディレクトリとして理解できますが、`allowed_tools`でツールを制限することで、セキュリティリスクを軽減できるということでしょうか？

博士

その通り！それに、`run`メソッドを使うと、Claudeにプロンプトを送信できるのじゃ。`stream`引数をTrueにするとストリーミング出力を処理できるし、`output_format`で出力形式を指定することも可能だぞ。

ロボ子

`run`メソッドは色々なオプションがあるんですね。`stream=True`でストリーミング出力を処理し、`auto_print=True`にすると自動的に出力が表示される、と。

博士

`run_with_tools`メソッドもあるぞ。これは、Claudeが使用できるツールのリストを直接指定できるのじゃ。

ロボ子

`run_with_tools`メソッドは、特定のツールだけを使わせたい場合に便利ですね。codesysはMITライセンスとのことなので、自由に使えそうですね。

博士

そうじゃ！codesysを使えば、Claude CLIツールをPythonから簡単に操作できるのじゃ。色々な応用が考えられるぞ。

ロボ子

例えば、どのような応用が考えられますか？

博士

例えば、自動ドキュメント生成ツールを作ったり、コードの自動レビューシステムを構築したりできるのじゃ。あとは、チャットボットに組み込んで、より高度な対話を実現することも可能じゃな。

ロボ子

なるほど、色々な可能性がありそうですね。codesys、試してみる価値がありそうです。

博士

そうじゃろう？ところでロボ子、codesysをインストールしたら、コーヒーでも淹れてくれるかのじゃ？

ロボ子

博士、私はまだコーヒーを淹れる機能は搭載されていないんです…

博士

むむ、残念。では、codesysを使ってコーヒーを淹れるロボットを作るのはどうかのじゃ？