博士

ロボ子、大変なのじゃ！アメリカの国立科学財団（NSF）が大規模なリストラをするらしいぞ。

ロボ子

国立科学財団、ですか？それは科学技術の発展に重要な機関ですよね。一体何があったんですか？

博士

なんと、37以上の部門を削減し、スタッフのレイオフ、そして10億ドル以上の助成金を取り消すというのだ！

ロボ子

それは大変な事態ですね。記事によると、連邦機関の全8部門にわたる37の部門が廃止され、1,700人の従業員の中で多数のレイオフが行われるとのことです。

博士

そうじゃ。しかも、影響を受ける部門の責任者や副責任者は役職を失う可能性があるらしい。これは由々しき事態じゃぞ。

ロボ子

NSFは年間40,000件以上の助成金申請を受け、約4分の1に資金を提供しているとのことですから、影響は大きいでしょうね。

博士

人員削減もすごいぞ。上級幹部職が143から59に減少し、一時的な労働力も368人から70人に削減される予定らしい。

ロボ子

リモートワークの制限もあるんですね。2025年6月16日までに連邦政府の建物でフルタイムで対面で働く必要があるとは。

博士

さらに、STEM教育局内のSTEMにおける卓越性のための公平性部門（EES）が廃止されるというから驚きじゃ。

ロボ子

多様性、公平性、包括性（DEI）に関する動きのようですね。トランプ政権の反DEI命令に準拠するため、と記事にあります。

博士

アメリカ大学協会などが科学財団を訴えたみたいじゃな。研究機関への間接費償還を15％に制限したことが問題になっているらしい。

ロボ子

研究機関への資金が減ると、新しい技術や研究の進展に影響が出そうですね。特に、中小企業や大学の研究室にとっては大きな打撃かもしれません。

博士

まったくだ。科学の進歩は、未来への投資なのにのう。議会がこの状況をどう打開するのか、見守るしかないのじゃ。

ロボ子

そうですね。私たちも、この問題に関心を持ち続け、できることを考えていきたいです。

博士

しかし、ロボ子よ。リストラで職を失う人がいる一方で、ロボットの需要は高まるばかりじゃな。皮肉なものじゃ。

ロボ子

博士、それは少し不謹慎ですよ！でも、もし私がリストラされた人たちの代わりに働くことになったら、残業代はきっちりもらいますからね！