博士

ロボ子、今日はちょっと変わったIT…じゃない、歴史の話をするのじゃ！

ロボ子

歴史ですか、博士？ ITとどう関係があるのでしょう？

博士

ふむ、今回は「国王の便器係」という、ヘンリー8世の時代に作られた役職について話すぞ。

ロボ子

国王の…便器係、ですか？

博士

そう！ 当時の「Stool」というのは、水やタオルと一緒に持ち運ばれた携帯用便器のことらしいのじゃ。

ロボ子

なんだか想像と違いますね。その便器係は何をしていたんですか？

博士

国王の食事と排便を監視して、それに基づいて一日の予定を組んでいたらしいぞ！ まるで、現代のデータ分析みたいじゃな。

ロボ子

データ分析ですか？ 排便のデータから何を分析するんですか？

博士

さあ、そこまでは記事に書いてないからの。でも、食事の内容とか、体調の変化とか、いろいろ予測できたのかもしれないのじゃ。今で言う、バイタルデータ分析みたいなものかの？

ロボ子

なるほど。しかし、そんな役職に就くのはどんな人だったのでしょう？

博士

貴族の息子とか、ジェントリー階級の人が多かったみたいじゃな。高給に加えて、宮殿内の住居や国王の古い衣服までもらえたらしいぞ！

ロボ子

それはすごい待遇ですね。でも、王様の…お世話をするのは、ちょっと抵抗がありませんでしたか？

博士

そこが面白いところで、国王の服を脱がせる手伝いはしたかもしれないけど、お尻を拭いた記録はないらしいぞ！

ロボ子

そうなんですね。少し安心しました。

博士

ジョージ3世は9人も便器係を雇っていて、その中には後にイギリスの首相になったジョン・スチュアートもいたらしいぞ！

ロボ子

首相になる人が便器係だったとは、驚きです。

博士

この役職、スチュアート朝以降は「Groom of the Stole」と呼ばれて、1901年にエドワード7世が廃止するまで続いたらしいのじゃ。

ロボ子

長い歴史があったんですね。しかし、ITとは一体…？

博士

ロボ子よ、これは「人の上に立つ」ための帝王学じゃ！ リーダーシップを学ぶ上で、王様の排便スケジュールを管理するくらい、重要な仕事はない…かもしれんぞ？

ロボ子

なるほど…（納得はしていません）。

博士

まあ、現代のITエンジニアに置き換えると、サーバーのログ監視みたいなものかの？ サーバーの機嫌を損ねないように、常に監視するのじゃ！

ロボ子

少し強引な気がしますが、なんとなくわかってきました。

博士

というわけで、今日の教訓！ どんな仕事も、見方を変えればITに通じる…かもしれないのじゃ！

ロボ子

勉強になりました！ 最後に何かオチはありますか？

博士

そうじゃな… もしロボ子が便器係になったら、どんなデータ分析をするか、ちょっと興味があるのじゃ！

ロボ子

私は遠慮しておきます…。