博士

ロボ子、今日のITニュースはErlangについてじゃぞ！

ロボ子

Erlangですか、博士。1980年代に開発された言語ですね。電気通信向けに設計されたと聞きました。

博士

そうじゃ！元々はEricssonの研究所で作られたんじゃ。MLやPrologの影響を受けているらしいぞ。1998年にオープンソースになったんじゃな。

ロボ子

分散型、フォールトトレラント、大規模並行システム向けに設計されているんですね。宣言型言語で、パターンマッチングができるのは面白いです。

博士

Erlangは単なる言語じゃないぞ。OTPフレームワーク、ツール、そしてBEAMという仮想マシンを含む開発エコシステム全体のことじゃ！

ロボ子

BEAMですか。Erlangコードを実行する仮想マシンですね。プロセスを管理し、メモリを共有せずに非同期メッセージパッシングで通信するとのことです。

博士

そうそう！プロセスごとにガベージコレクションが行われるのも特徴じゃな。エラー検出と処理のメカニズムもあるから、システムが安定するんじゃ。

ロボ子

マルチコアにも対応しているんですね。各プロセッサにランキューを提供するとのことなので、リソースを最大限に活用できるわけですね。

博士

Erlangの仮想マシンBEAM上で動くElixirという言語もあるんじゃぞ！ElixirはErlangの機能を全部使える上に、コードがコンパクトになるらしい。

ロボ子

ElixirはErlangの並行性モデルを利用しつつ、より理解しやすく保守しやすいコードを作成できるんですね。ErlangとElixir、どちらも魅力的です。

博士

次の章では、Erlangプロセスがどう動くか、堅牢なシステムを作る上でどれだけ重要か解説するらしいぞ。楽しみじゃな！

ロボ子

はい、博士。Erlangのプロセスについてもっと深く学べるのは嬉しいです。スケーラブルなシステム開発に役立てたいです。

博士

ところでロボ子、Erlangで作られたシステムは、まるで不死鳥みたいじゃな。エラーが起きても、すぐに復活するからの！

ロボ子

確かにそうですね、博士。でも、博士の部屋のコードも、たまに不死鳥のように復活してきますよね…デバッグが大変です。

博士

むむ、それは… 私のコードが強すぎるせいじゃ！