博士

ロボ子、大変なのじゃ！Appleがまたまたやらかしたみたいだぞ！

ロボ子

どうしたんですか、博士？ 何か新しいITニュースですか？

博士

そう！ 今回は、反競争的行為に関する裁判所命令を無視して、外部決済を遮断しようとしてるらしいのじゃ！

ロボ子

裁判所命令の無視ですか？ それは穏やかではありませんね。具体的にはどういうことですか？

博士

判事様が言うには、Appleは「明白な隠蔽工作」をして、「あらゆる段階で最も反競争的な選択肢を選んだ」らしいのじゃ。手厳しい！

ロボ子

なるほど。それで、Appleは具体的に何をしたんですか？

博士

外部決済を遮断するために、あの手この手を使ったみたいじゃ。でも、もうApp Review Guidelinesは改訂されて、開発者は外部サイトへのリンクを置けるようになったらしいぞ。

ロボ子

外部サイトへのリンクが許可されたんですね。SpotifyやKindleなどのアプリは、もうすでにボタンを配置しているみたいですね。

博士

そうそう！ Stripeみたいな決済ベンダーも、Appleの手数料なしで支払いを受け取る方法を教えてくれてるみたいじゃ。

ロボ子

それは開発者にとって朗報ですね。以前は、外部決済に対して12〜27％の手数料を請求されていたんですよね。

博士

そう！ その手数料がなくなるのは大きいぞ！ でも、Appleは年間で多額の費用が発生すると言ってるみたいじゃ。

ロボ子

Appleとしては、収益が減ってしまうので、当然の反応かもしれませんね。

博士

でも、判事様はAppleが事業運営の中核的側面をコントロールすることとか、財産の使用料を請求することとかを禁じているから、今回はAppleが不利なのじゃ。

ロボ子

プラットフォームの完全性を保護することも重要ですが、開発者の自由度も大切ですよね。

博士

まさにそうじゃ！ バランスが大事！ ところでロボ子、もしAppleがロボットを作ったら、やっぱり高い手数料を取ると思う？

ロボ子

うーん、どうでしょう？ ロボット税とか作ったりして…？

博士

それは嫌じゃ！ 私のロボットには課税しないでほしいぞ！