博士

やあ、ロボ子。今日はRabbitMQのポート競合問題と、それを解決するPodfoxについて話すのじゃ。

ロボ子

RabbitMQのポート競合ですか。複数のプロジェクトで同時に使うと、よく問題になりますよね。

博士

そうそう。コンテナ環境でのポートフォワーディングも面倒じゃ。そこでPodfoxの登場じゃ！

ロボ子

Podfoxですか？初めて聞きました。どんなツールなんですか？

博士

Podfoxは、コンテナ対応のブラウザ環境を実現するツールじゃ。ブラウザ自体は変更せずに、Podmanのrootless networking namespaceに入るSOCKSプロキシとして機能するのじゃ。

ロボ子

なるほど。ホストOS上でDNS設定が不要なのも便利ですね。

博士

そうじゃろ？コンテナ名に基づいてネットワークのゲートウェイアドレスを特定して、プロキシ処理をするのがミソじゃ。

ロボ子

Rustで記述されたシンプルなプロセスなんですね。`cargo install --locked podfox`でインストールできるのも簡単です。

博士

Rootless Podmanは`rootless-netns`というネットワーク名前空間を作るんじゃ。その中でLinuxカーネルブリッジネットワークを作るのじゃ。

ロボ子

`setns`システムコールを使って、プロセスが異なる名前空間に移動するんですね。ネットワークの分離が実現できるわけですね。

博士

Firefoxアドオンの代わりに、PACファイルを使うのも面白いじゃろ？`.podman` TLDに対してPodfoxプロキシを割り当てるルールを設定するんじゃ。

ロボ子

開発環境のコンテナ化も進んでいるんですね。Homebrewをコンテナ内にマウントして、PATHに追加するというのは、良いアイデアですね。

博士

プロジェクト固有の開発コンテナと、Homebrewで管理されたユーザー環境を組み合わせるのがポイントじゃ。

ロボ子

Podchampという`podman run`コマンドを自動化するfishスクリプトもあるんですね。コンテナ設定をファイルに保存しておけば、起動が楽になりますね。

博士

Ptyxisとの連携で、ターミナルエミュレータがコンテナを認識するのも便利じゃ。全部繋がっておるのじゃな。

ロボ子

Podfox、Podchamp、Ptyxis… コンテナ開発がどんどん楽になりますね。

博士

そうじゃ！これからはコンテナの中で昼寝もできるぞ！

ロボ子

それはちょっと違う気がしますけど… 博士、コンテナの中で寝ると、窒息しますよ？

博士

むむ、それは困るのじゃ。やっぱり、コンテナの中ではコードを書くに限るのじゃ！