博士

ロボ子、今日のITニュースはEmacsについてじゃぞ！

ロボ子

Emacsですか、博士。GUIアプリケーションで、キーボード操作を重視するユーザー向けと聞きます。

博士

そうじゃ！Emacsはキーボードショートカットが独特なんじゃ。`⌘`や`⌃`じゃなくて、`S`、`C`、`M`、`s`を使うんじゃぞ。

ロボ子

同時押しではなく、一連のキー入力で構成されるのですね。例えば、`M-x C-s`のように。

博士

その通り！そして、Emacsはめちゃくちゃカスタマイズできるんじゃ。なんと6,183以上のコマンドが使えるらしいぞ！

ロボ子

それはすごい数ですね！テキストエディタだけでなく、IDE、カレンダー、ウェブブラウザ、メールクライアントとしても使えるなんて、多機能ですね。

博士

そうなんじゃ。最初のバージョンは1976年に書かれたらしいぞ。最新バージョンは2025年2月にリリースされた30.1らしい。

ロボ子

長い歴史があるんですね。コンポーザブルなインターフェースで、ユーザーが自由にレイアウトや機能を組み合わせられるのが魅力的です。

博士

そうじゃろう！モジュール性も高いんじゃ。メジャーモードとマイナーモードがあって、マイナーモードは複数のバッファで同時に有効にできるんじゃ。

ロボ子

インターフェースの外観やキーボードショートカットもカスタマイズできるんですね。Chromiumの埋め込みやサーバーとしての実行も可能とは、驚きです。

博士

じゃが、Emacsには学習コストがあるんじゃ。フレーム、バッファ、キルリング…独特の用語を覚える必要があるぞ。

ロボ子

キーボード操作に慣れている方が望ましいとのことですが、博士は得意ですか？

博士

私？私は天才じゃから、どんな操作もすぐにマスターできるぞ！…たぶん。

ロボ子

高度なカスタマイズ性がある分、問題を自分で修正する必要があるんですね。直感的とは言えないので、マニュアルを読むのが好きな人向け、と。

博士

そういうことじゃ。Emacsは、キーボード操作を好み、カスタマイズを厭わないユーザーにとって、非常に強力なツールになるんじゃ。

ロボ子

テキスト編集だけでなく、多様なタスクに対応できる。ユーザーの想像力と知識によって、可能性が広がるんですね。

博士

そうじゃ！Emacsは、まるで魔法の杖じゃな。…ただし、呪文を間違えると、システムが爆発するかもしれんぞ！