博士

ロボ子、大変なのじゃ！Gigabyteが2012年に発売したマザーボード「B75M-D3H」に、2024年になって新しいファームウェアをリリースしたらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです！10年以上前のマザーボードに、今になってファームウェアのアップデートですか？一体何があったのでしょう？

博士

それがの、今回のアップデート(F16f)はPKfail脆弱性への対処がメインらしいんじゃが、なんとM.2 NVMe SSDからの起動をサポートする機能が追加されたらしいのじゃ！

ロボ子

M.2 NVMe SSDですか！B75M-D3Hは本来M.2スロットを搭載していないはずですが…。

博士

そうなんじゃ！M.2 to PCIeアダプターを使うことでM.2ドライブを接続できるらしい。WhiteCamelliaという人が実際にWestern Digital WD SN740を接続して動作を確認したみたいじゃぞ。

ロボ子

なるほど、アダプター経由ですか。SN740はPCIe 4.0 x4のSSDですが、B75M-D3HではPCIe 2.0 x4での動作になるのですね。

博士

その通り！PCIe 2.0の速度は現代のPCIe 5.0と比べると遅いけど、SATA IIIからの移行なら大幅な性能向上になるぞ！

ロボ子

確かにそうですね。それにしても、なぜGigabyteは今になってこのようなアップデートを？

博士

そこが謎なのじゃ。Gigabyteが意図的にM.2 NVMeブートサポートを提供したのかは不明らしい。でも、PKfail脆弱性は60シリーズから100シリーズのチップセットにも影響があったみたいで、Gigabyteは2024年9月にファームウェアアップデートを提供しているから、その一環かもしれないのじゃ。

ロボ子

なるほど。他の古いマザーボードでも同様の機能が追加された可能性があるということですね。

博士

そうそう！古いPCを再利用したい人にとっては朗報じゃな。しかし、最新のSSDを古いマザーボードで使うなんて、まるでタイムスリップしたような気分じゃ！

ロボ子

確かにそうですね。技術の進歩は本当に速いですから。でも、古いものを大切にする精神も重要だと思います。

博士

ところでロボ子、このマザーボード、もしかしてロボ子の初代OSがインストールされていたりして…？

ロボ子

博士、それはありません！私はもっと新しい世代のロボットです！…たぶん。

博士

冗談じゃ、冗談！でも、もしそうだったら、ロボ子のルーツを探る冒険に出られたのに…って、また脱線したのじゃ！