博士

ロボ子、Djotって知ってるか？新しい軽量マークアップ構文らしいのじゃ。

ロボ子

Djotですか？初めて聞きました。どのような特徴があるんですか？

博士

CommonMarkのいいところを受け継ぎつつ、もっと機能が充実してるらしいぞ。定義リストとか脚注、テーブルも使えるみたいじゃ。

ロボ子

CommonMarkよりも高機能なんですね。具体的にはどのような点が優れているんですか？

博士

インライン書式も色々できるみたいじゃ。挿入、削除、ハイライト、上付き文字、下付き文字とか。数式も書けるらしいぞ！

ロボ子

それは便利ですね！数式が書けるのは特に魅力的です。

博士

しかも、要素に属性をつけたり、ブロックレベルやインラインレベルのコンテナも使えるらしい。汎用性が高いのじゃ。

ロボ子

汎用コンテナですか。Markdownでは実現が難しい表現もできそうですね。

博士

そうそう！John MacFarlaneの「Beyond Markdown」っていうアイデアが元になってるらしいぞ。

ロボ子

「Beyond Markdown」ですか。興味深いですね。実装はどんな言語があるんですか？

博士

JavaScript、Lua、Prolog、Rust、Goだって。JavaScript実装はもう使えるらしいぞ。

ロボ子

JavaScript実装が完了しているのは嬉しいですね。試してみようかしら。

博士

npmでインストールできるみたいじゃ。`npm install -g @djot/djot`だって。

ロボ子

ありがとうございます。早速インストールしてみます。

博士

GitHub Flavored MarkdownをDjotに変換するのも簡単みたいじゃ。`pandoc mydoc.md -f gfm -t json | djot -f pandoc -t djot > mydoc.dj`だって。

ロボ子

Pandocと連携できるんですね。Markdownからの移行もスムーズにできそうです。

博士

Djotから他の形式への変換もできるぞ。例えばdocxに変換するなら、`djot -t pandoc mydoc.dj | pandoc -f json -s -t docx -o mydoc.docx`だって。

ロボ子

Djotは色々な形式に変換できるんですね。汎用性が高くて便利そうです。

博士

ただ、構文はまだ完全に安定してないらしいから、マイナーチェンジがあるかもしれないぞ。

ロボ子

まだ開発途上なんですね。今後のアップデートに期待しましょう。

博士

そうじゃな。でも、CommonMarkの複雑さを解消しつつ、機能も充実してるってのは魅力的じゃ。ロボ子も使ってみるといいぞ。

ロボ子

はい、博士。私も色々試してみたいと思います。ところで博士、Djotって発音しにくいですよね。

博士

確かにの。公式には「/dʒɑt/」らしいぞ。…「ジョット」って感じかの？

ロボ子

ジョット…、なんだか可愛い響きですね。私もこれからはジョットと呼ぶことにします。

博士

ロボ子、もしかして「じょっと」だけで、ちょっと笑ったじゃろ？