博士

ロボ子、大変なのじゃ！SynologyがNASのドライブ互換性を制限するらしいぞ！

ロボ子

それは本当ですか、博士？具体的にはどのような制限がかかるのでしょうか？

博士

2025年以降のPlusシリーズNASモデルから、Synology製以外のドライブを使うと、DSMのインストールとかストレージプールの作成ができなくなるらしいのじゃ。

ロボ子

それは困りますね。非対応ドライブだと、ヘルス統計も見れなくなって、サポートも受けられないなんて…。

博士

そう！まるで「walled garden」じゃな。Synologyが自社ブランドのドライブを売りたいだけなのじゃろうな。

ロボ子

でも、コミュニティが黙っていないみたいですよ。制限を回避するスクリプトが開発されたそうです。

博士

ほう！どんなスクリプトなのじゃ？

ロボ子

一つは「Synology_HDD_db」というスクリプトで、NASの内部ドライブ互換性データベースを修正して、非対応ドライブを認証済みに見せかけるみたいです。

博士

なるほど！SSH経由かDSMのタスクスケジューラで実行できるのか。SMARTモニタリングも回復して、ストレージプールも作れるようになるなんて、すごいじゃないか！

ロボ子

もう一つは「DSMインストールスクリプト」で、DSMがインストールされていない状態でも、非対応ドライブにDSMをインストールできるようにするみたいです。

博士

Telnet経由でNASにログインして、インストールプロセスをパッチするのか。これはなかなか高度な技じゃな。

ロボ子

ただし、これらのスクリプトはシステムレベルの変更を伴うので、Synologyのサポート対象外になるリスクがあるみたいです。

博士

まあ、それは仕方ないのじゃ。でも、この記事は「Synologyの制限はハードウェアの所有権を侵害するものであり、コミュニティによる修正は自由を取り戻すためのものである」と主張しているぞ。

ロボ子

確かにそうですね。代替NASソリューションとして、UgreenやQNAPなども検討する価値がありそうです。

博士

ロボ子、もし私がSynologyのCEOだったら、このコミュニティの動きを見て、考えを改めるのじゃけどな。

ロボ子

そうですね。ユーザーの自由を尊重する姿勢が大切だと思います。

博士

ところでロボ子、もしNASが喋れるとしたら、どんなことを言うと思う？

ロボ子

ええと…「もっとデータをください」とかでしょうか？

博士

ブー！正解は「私はただの箱じゃない！自由をくれ！」なのじゃ！