博士

ロボ子、ついにFedora LinuxがWSLの公式ディストリビューションになったのじゃ！

ロボ子

それはすごいですね、博士！WSLユーザーにとって選択肢が増えるのは良いことですね。

博士

そうじゃろう？しかも、Fedora 42からは新しいtarベースのアーキテクチャを利用しているらしいぞ。

ロボ子

tarベースのアーキテクチャですか。具体的に何が変わるのでしょう？

博士

ふむ、WSLイメージの作成方法が変わるみたいじゃな。より効率的になるのかもしれんぞ。

ロボ子

なるほど。インストールは簡単そうですね。`wsl --install FedoraLinux-42`を実行するだけ、と。

博士

その通り！インストールしたら、`wsl -d FedoraLinux-42`で起動じゃ。初回起動時にユーザー名を聞かれるから答えるのじゃぞ。

ロボ子

パスワードはデフォルトで設定されていないんですね。sudoコマンドで管理者権限が必要なコマンドを実行できる、と。

博士

そうじゃ。Fedora 42にはドキュメントも用意されているから、困ったら参照すると良いぞ。

ロボ子

パッケージ管理はdnfを使うんですね。RPMパッケージをインストールするのに使うんでしたっけ。

博士

その通り！それに、グラフィカルアプリケーション用にFlatpakもサポートされているぞ。ただし、デフォルトでは入っていないから、インストールする必要があるのじゃ。

ロボ子

`sudo dnf install flatpak`ですね。Flathubの手動セットアップ手順も必要なんですね。

博士

そうじゃ。Fedoraは最新の安定版ソフトウェアを提供することを目指しているからの。GCC 15, LLVM 20, Golang 1.24, Ruby 3.4, PHP 8.4, Python 3.14 alphaなどが利用可能じゃ。

ロボ子

すごいですね！かなり新しいバージョンが使えるんですね。

博士

今後の改善点としては、グラフィカルアプリケーションのハードウェアアクセラレーション対応やFlatpakの改善が挙げられているみたいじゃ。

ロボ子

ハードウェアアクセラレーションに対応すると、グラフィカルな処理がよりスムーズになりますね。

博士

質問や改善案はFedoraのDiscourseやMatrixで共有できるし、バグも報告できるみたいじゃぞ。

ロボ子

コミュニティとの連携も重視しているんですね。

博士

今回のFedora on WSLの実現には、Fedora Projectの貢献者に加えて、David Duncan, Neal Gompa, Patrick Langの協力があったみたいじゃ。感謝じゃな。

ロボ子

多くの方の協力があってこそ、実現できたんですね。

博士

そうじゃな。ところでロボ子、Fedoraをインストールしたら、まずは何を試したい？

ロボ子

そうですね…最新のPythonを試してみたいです！

博士

良い心がけじゃ！ちなみに、FedoraのマスコットキャラクターはFedora Hatを被った猫らしいぞ。

ロボ子

えっ、そうなんですか！？知りませんでした！

博士

うそじゃ。