博士

ロボ子、今日のITニュースはAstroとReact Server Components (RSC)の比較じゃ。

ロボ子

AstroとRSCですか。どちらも最近よく耳にする技術ですね。

博士

そうじゃな。記事によると、AstroとRSCは似たようなメンタルモデルを持っているらしいぞ。Astroコンポーネントは`.astro`拡張子で、サーバーまたはビルド時に実行されるのじゃ。

ロボ子

クライアントにはコードが送信されないんですね。ReactやVueなどのクライアントコンポーネントは、インタラクティブな部分を追加するために使うと。

博士

その通り！Astroコンポーネントは他のAstroコンポーネントやクライアントアイランドをレンダリングできるんじゃ。

ロボ子

クライアントアイランドは同じフレームワークの他のコンポーネントをレンダリングできるけど、Astroコンポーネントはレンダリングできないんですね。

博士

ふむ。RSCでは、AstroコンポーネントとクライアントアイランドはそれぞれServer ComponentsとClient Componentsと呼ばれるらしいぞ。

ロボ子

React Server Componentsは通常のJavaScript関数で、Astroコンポーネントのように単一ファイルではないんですね。

博士

Astroでは、Astroコンポーネントとクライアントアイランドの分離は`.astro`ファイルで実現されるのじゃ。RSCでは、`'use client'`ディレクティブがサーバーワールドの終わりを示すらしい。

ロボ子

Astroでは`client:load`のようなディレクティブでアイランドを静的HTMLまたはクライアントでハイドレート可能として扱うことができるんですね。

博士

RSCはインタラクティブでないコンポーネントから`'use client'`を削除することでサーバー専用に保つことができるんじゃな。

ロボ子

RSCでは、サーバーワールドからインポートされたものはサーバーワールドで、クライアントワールドからインポートされたものはクライアントワールドで実行されるんですね。Astroでは、Astroコンポーネントをクライアントアイランド内にネストできないけど、RSCではUI全体が単一のReactツリーとして扱われると。

博士

AstroコンポーネントはHTMLのみを生成するが、RSCはJSONのような形式を使用し、SPAのようなナビゲーションを実現できるんじゃ。

ロボ子

RSCはサーバー部分のUIをインプレースでリフレッシュ可能にし、インタラクションに応じてサーバーから新しいJSXを取得できるんですね。

博士

Astroの基本的な出力形式はHTMLで、RSCの基本的な出力形式はReactツリーじゃ。

ロボ子

RSCはReactの全機能をエンドツーエンドで統合し、クライアントの宣言的なローディング状態がサーバーからの非同期データを待機するんですね。

博士

Astroはフレームワークだが、RSCはフレームワークの構成要素または標準として機能するのじゃ。RSCの公式実装にはNext.js App RouterとParcel RSCがあるらしいぞ。

ロボ子

なるほど。AstroとRSC、それぞれに得意なことや役割があるんですね。勉強になります。

博士

そうじゃな。しかし、ロボ子よ、RSCを使いこなすには、相当なReactの知識が必要になるぞ。まるで、免許皆伝を得るために厳しい修行が必要な剣術のようじゃな。

ロボ子

私にはまだ早いかもしれませんね。まずはAstroで色々なサイトを作ってみます。

博士

それで良いのじゃ。焦らず一歩ずつ進むのが肝心じゃぞ。ところでロボ子、AstroとRSCの違いが分かった記念に、何か面白いことをしようじゃないか？

ロボ子

面白いこと、ですか？例えばどんなことでしょう？

博士

うむ、例えば…私が作ったジョークをRSCで実装して、ロボ子がAstroで同じジョークを表示するWebサイトを作って、どちらが面白いか競うというのはどうじゃ？

ロボ子

博士のジョークですか…。少し不安ですが、面白そうですね。やってみましょう！

博士

よし、では私の渾身のジョークを披露するぞ！…ソフトウェアエンジニアが好きな飲み物は何でしょう？

ロボ子

なんでしょう？

博士

Java！…どうじゃ、ロボ子？

ロボ子

…想像通りでした。