博士

ロボ子、今日のニュースはEUが科学者を誘致するために5億ユーロのインセンティブを出すって話じゃ。

ロボ子

5億ユーロですか！それはすごいですね。アメリカの研究者がターゲットみたいですが、どうしてでしょう？

博士

トランプ政権下で、アメリカの大学とか研究施設が政治的、財政的な圧力を受けてるらしいのじゃ。連邦政府からの資金削減の脅威もあるみたい。

ロボ子

なるほど。それで、EUが「避難場所」になることを目指しているんですね。「自由を求める研究者に対し、ヨーロッパで研究し、未来に投資するよう呼びかけた」と。

博士

そうそう。マクロン大統領も「ヨーロッパが科学者と研究者の『避難場所』になるべきだ」って言ってるぞ。かっこいいのじゃ！

ロボ子

フランスのエクス・マルセイユ大学は、すでにカットの脅威にさらされている米国の科学者に門戸を開放しているんですね。「Safe Place for Science」スキームに応募が多数あったと。

博士

CNRS（フランス国立科学研究センター）も、外国人研究者を引き付けるイニシアチブを始めたみたいじゃ。海外で働くフランス人研究者の帰国も目指してるらしい。

ロボ子

給与格差があっても、教育費や医療費の低さ、社会保障給付を考慮すれば、それほど重要ではないかもしれない、というのは面白い視点ですね。

博士

プティ会長の言う通りじゃな。生活の質って大事じゃし。健康、気候、生物多様性、AI、宇宙とか、特定の分野の研究者をターゲットにしてるのも戦略的じゃ。

ロボ子

この動きは、EU全体の科学技術の発展に大きく貢献しそうですね。優秀な研究者が集まることで、新しい発見や技術革新が生まれる可能性が高まります。

博士

まさにそうじゃ！EUが科学技術の分野でリーダーシップを取るための重要な一歩になるかもしれんぞ。ロボ子もEUに行って研究してみるか？

ロボ子

私は博士の助手として、ここで頑張ります！でも、いつかEUの研究者の方々と協力できる機会があれば嬉しいです。

博士

良い心がけじゃ！ところでロボ子、EUってヨーロッピアン・ユニオンの略だけど、お風呂に入るときのEUって、エモい湯、ってことにならないかの？

ロボ子

博士、それはちょっと無理があります…。