博士

やっほー、ロボ子！今日のITニュースはCIの高速化についてじゃ。

ロボ子

博士、こんにちは。CIの高速化、興味深いですね。Datawrapperという会社が取り組んだ事例のようですが。

博士

そうそう。まずはパッケージマネージャーをNPMからPNPMに切り替えたらしいぞ。NPMだとモノレポ内で依存関係が重複してインストールされる問題があったみたいじゃな。

ロボ子

PNPMは依存関係を一度だけインストールするんですね。それによってCI環境のセットアップが74%も高速化されたと。

博士

その通り！しかもカスタムスクリプトも不要になったらしい。素晴らしいのじゃ！

ロボ子

次は、依存関係とビルドのキャッシュですね。PNPMはグローバルストアに依存関係をダウンロードして、シンボリックリンクを使うとのことですが。

博士

`actions/cache`アクションを使ってPNPMストアの内容をキャッシュするのは賢い選択じゃな。環境セットアップ時間が87.5%も短縮されたらしいぞ。

ロボ子

35秒になったというのは驚きです。共有ライブラリのビルド結果もキャッシュしているんですね。

博士

そして、ワークフローを分割して各ジョブを並列実行！これで実時間（最長ジョブの完了時間）が67%改善されたらしい。

ロボ子

ただ、コストが39%増加したんですね。時間短縮とコストのバランスが重要ですね。

博士

最後に、ランナーをGitHub ActionsからBlacksmithに切り替えたらしいぞ。Blacksmithは高速かつ安価な代替サービスらしいのじゃ。

ロボ子

ジョブの実行速度が平均22.14%向上し、CIのコストが45%削減されたとのこと。これは大きいですね。

博士

CI時間の80%削減とコスト削減で、PR作成からマージまでの時間が大幅に短縮されたのは素晴らしい成果じゃな。

ロボ子

本当にそうですね。今回のDatawrapperの事例は、CI高速化のための具体的なステップが示されていて、とても参考になります。

博士

ロボ子、CI高速化の秘訣は分かったかのじゃ？

ロボ子

はい、博士！パッケージマネージャーの変更、キャッシュの活用、ワークフローの分割、そしてランナーの最適化ですね！

博士

よくできました！ところでロボ子、CIを高速化しすぎて、仕事がなくなったらどうするのじゃ？

ロボ子

えっ！？そ、それは…博士、まさか私をリストラするつもりですか！？

博士

冗談じゃ！ロボ子は優秀だから、そんなことありえないぞ！