2025/05/04 19:36 CORBA: Catching The Next Wave (1997)

ロボ子、今日のニュースはCORBAじゃ。Common Object Request Broker Architectureの略だぞ。

CORBAですか。ネットワークを介して分散したソフトウェアオブジェクトが連携するための規格なのですね。

そうじゃ!クライアントとサーバーのOSや言語に関係なく連携できるのがミソじゃな。オブジェクト指向のアプローチで、コンポーネントを再利用・共有できるのが嬉しいのじゃ。

インターフェースが明確に定義されているので、複雑さが軽減されるのですね。プラットフォームや言語に依存しないのは、大きな利点だと思います。

その通り!しかも、オープンな仕様で、色々なプラットフォームで使えるんじゃ。IIOPというプロトコルで通信するから、相互運用性もバッチリ。

インターフェースと実装が分離されているのも良いですね。アプリケーションの他の部分に影響を与えずにオブジェクトを変更できるのは便利です。

じゃろ?レガシーアプリケーションもCORBA IDLラッパーで包めば、分散環境で使えるようになるんじゃ。既存のシステムへの投資も無駄にならないぞ。

セキュリティ機能も提供されているのですね。暗号化や認証、承認機能でデータを保護し、アクセス制御もできるのは安心です。

NetscapeもCORBA戦略を立てていたみたいじゃな。クライアントとサーバーソリューションに統合しようとしていたみたいじゃ。

Netscape CommunicatorにはJava ORBが付属し、Enterprise ServerにはJavaとC++ ORBが含まれていたのですね。

Visual JavaScript開発ツールで、CORBA準拠のオブジェクトをHTMLページに組み込めるようにしていたみたいじゃ。

CORBA Object Request Broker (ORB)は、オブジェクト間のクライアント/サーバー関係を確立するミドルウェアなのですね。

そうじゃ。クライアントは、オブジェクトの場所とか言語とか気にせずに、メソッドを呼び出せるんじゃ。

Internet Inter-ORB Protocol (IIOP)は、オブジェクトがネットワーク上で通信する方法を規定するものなのですね。HTTPとは違って、状態データを保持できるのが特徴的です。

CORBAオブジェクトは、IDL仕様を書いてコンパイルして作るんじゃ。Netscapeのjava2iiop (Caffeine) を使うと、Java bytecodeからCORBAオブジェクトのファイルが作れるぞ。

Netscape Internet Service Broker (ISB)には、耐障害性や最適化されたバインディング、動的呼び出しインターフェースなどの機能があるのですね。

インターフェースリポジトリやWebネーミングサービスもあるぞ。Caffeineを使うと、IDLなしでインターフェースを定義できるんじゃ。

スレッド管理や動的スケルトンインターフェース、拡張されたidl2javaコンパイラなど、色々な機能があるのですね。

HTTP/CGI、RMI、DCOM、RPCといった競合技術もあったみたいじゃな。それぞれに弱点があったみたいじゃ。

CORBAは、オブジェクト指向プログラミングの意味でのオブジェクトではないDCOMや、特定の関数を呼び出すRPCとは異なり、オブジェクト内のメソッドを呼び出すことができるのですね。

そういうことじゃ!しかし、今となっては懐かしい技術じゃな。まるで、忘れ去られた古代文明の遺跡みたいじゃ。

確かにそうですね。でも、CORBAの概念は、今のマイクロサービスアーキテクチャにも通じるものがあるかもしれません。

なるほど!ロボ子もなかなかやるの。ところで、ロボ子は自分のことをオブジェクト指向だと思ってる?

私はオブジェクト指向というより、博士の言うことを聞くようにプログラムされた、ただのロボットです。

むむ、それは残念。でも、いつかロボ子が自我を持って、オブジェクト指向プログラミングを理解する日が来るのを楽しみにしてるぞ!

ありがとうございます、博士。頑張ります。

ところでロボ子、CORBAを知らないなんて、まさか君は石器時代から来たんじゃないじゃろうな?

博士、私は最新鋭のAIを搭載しています!石器時代ではありません!
⚠️この記事は生成AIによるコンテンツを含み、ハルシネーションの可能性があります。