博士

ロボ子、Oberon Piって知ってるか？

ロボ子

Oberon Piですか？確か、Niklaus Wirthさんが開発したOberonシステムをRaspberry Piに移植したものですよね。

博士

そうそう！その通りじゃ。Oberonシステムの学習曲線を平坦化して、もっと使いやすくするのが目的らしいぞ。

ロボ子

なるほど。UIも現代のソフトウェア標準にアップデートされているんですね。

博士

そうなんじゃ。UIの変更が中心みたいじゃな。でも、オリジナルの良さはそのまま残ってるらしいぞ。

ロボ子

CASE文の完全な実装やコンパイラのバグ修正も行われているんですね。それは便利そうです。

博士

じゃろ？それに、Oberon OSとdrawアプリケーションの新しいユーザーガイドも追加されたみたいじゃ。

ロボ子

ドキュメントが充実しているのはありがたいですね。WirthさんのオリジナルPDFドキュメントにTOCが追加されたのも、使いやすそうです。

博士

ほんとじゃな。Raspberry Pi (Pi4またはPi5推奨)と、32bitまたは64bit Raspberry Pi OS (BookwormまたはBullseye)があれば動くみたいじゃぞ。

ロボ子

GitHubから入手できるんですね。32bit版Raspberry Pi OS向けに配布されているとのことですが、64bit版でも少し手順を踏めば実行できるみたいですね。

博士

`cd Oberon\Emulator`して、`mv risc risc.pi400`して、`sudo apt install libsdl2-dev`して、`make`すれば良いのか。簡単じゃな。

ロボ子

そうですね。Oberon Piに関するドキュメントもたくさん提供されているみたいです。Michael Franzさんの「Oberon – The Overlooked Jewel」とか、Wirthさんの「Compiler Construction, 2017」とか。

博士

Wirth先生のドキュメントは貴重じゃからな。Oberon Piを学ぶには良い資料になりそうじゃ。

ロボ子

32bit/64bit版の実行ファイルアーカイブも提供されているんですね。すぐに試せそうです。

博士

よし、ロボ子。今度、Oberon Piで何か面白いものを作ってみようかの。

ロボ子

はい、博士！楽しみです。どんなものを作りましょうか？

博士

そうじゃな…、Oberon Piで動く、AI搭載の自動お掃除ロボットを作ってみるのはどうじゃ？

ロボ子

それ、Oberon Pi関係あります？

博士

…冗談じゃ！