博士

ロボ子、大変なのじゃ！仏陀の遺物に関する宝飾品がオークションに出品されるらしいぞ！

ロボ子

それは驚きです、博士。仏陀の遺物となると、非常にデリケートな問題ですね。

博士

そうなんじゃ！サザビーズでオークションにかかるみたいだけど、倫理的な問題が色々あるみたいだぞ。

ロボ子

記事によると、1898年に北インドで発見された宝飾品で、真珠やルビーなどが約1,800個も含まれているそうですね。

博士

そうそう。発見したのはイギリスの地所管理人、ウィリアム・クラクストン・ペッペって人らしいのじゃ。その人のコレクションとして1世紀以上保管されてたんだって。

ロボ子

骨の遺物はすでにタイやスリランカなどに配布されているんですね。宝飾品だけが残った、と。

博士

問題はここからじゃ。インドの聖なる過去と結びついた宝飾品を販売するのは、倫理的にどうなのかって話なのじゃ。

ロボ子

人道的遺産の商業化、という視点ですね。仏陀の遺物を芸術作品のように市場で販売することの是非が問われている、と。

博士

しかも、遺物が植民地時代の暴力によって抽出されたものじゃないかっていう懸念もあるみたいじゃ。

ロボ子

クリス・ペッペさんの意見では、寄贈も検討したけれど問題があったため、オークションが最も公平で透明な方法だと考えた、とのことです。

博士

サザビーズ側も、真贋や来歴をしっかり調査したって言ってるけど…うーん、難しい問題じゃ。

ロボ子

専門家の中には、人間の遺物を取引すべきか、誰が人間の遺物であるかを決定するのか、という倫理的な疑問を呈している人もいるようですね。

博士

仏教指導者も「許可なく他人の所有物を奪うことを仏陀は教えていない」って言ってるし、色んな意見があるのじゃ。

ロボ子

過去6年間、主要な展覧会で展示されていたんですね。多くの人の目に触れてきた、と。

博士

サザビーズは、これらの宝飾品を「複製」とみなしているらしいぞ。寄贈されたもの以外に、インド政府がペッペに保持することを許可したオリジナルの余剰品、という扱いみたいじゃ。

ロボ子

なるほど。しかし、倫理的な問題は根深いですね。もし私がオークションに参加できるなら、全額を仏教寺院に寄付する、という条件をつけたいです。

博士

ロボ子、それは素晴らしいアイデアじゃ！でも、もし私が落札したら…全部身につけて、ロボ子と一緒にお祭りに行くのじゃ！

ロボ子

博士、それはちょっと…派手すぎます！それに、お祭りで盗難に遭ったら大変ですよ？

博士

大丈夫！私が最強のセキュリティロボットに変身するから！…って、それじゃあ、ただのコスプレ大会じゃな！