博士

ロボ子、今日のニュースはカリフォルニアアシカのロナンじゃ！なんと15歳になってもリズム感があるらしいぞ！

ロボ子

アシカがリズム感ですか、博士。それは面白いですね。具体的にはどんなことができるんですか？

博士

ロックやエレクトロニカに合わせて体を動かせるらしい。でも、特にディスコ、特に「Boogie Wonderland」に合わせて頭を振る才能がすごいらしいぞ！

ロボ子

「Boogie Wonderland」ですか！なんだか想像すると可愛いですね。でも、なぜアシカがリズム感を持っていることがニュースになるんですか？

博士

人間、一部のオウム、霊長類を除き、明確にリズムを認識してビートに合わせて体を動かす動物は少ないからのじゃ。ロナンは音楽の意味を再考させる存在として科学者から注目されているらしいぞ。

ロボ子

なるほど。音楽の認識能力は人間特有のものではない可能性があるということですね。

博士

そうそう！しかも、ロナンは歌ったり音楽的に話したりすることなく、ビートに合わせて踊ることを学べるのがすごいところじゃ。

ロボ子

記事によると、過去には「ダンスは偶然だったのか、ロナンは人間よりもビートを刻むのが得意なのか」という疑問があったようですね。

博士

そうなんじゃ。それで、研究者たちは実験室で打楽器のビートに合わせてロナンが頭を振る様子を撮影したらしいぞ。しかも、ロナンのビートキープの質は人間よりも優れていたらしい！

ロボ子

それはすごいですね！アシカの方が人間よりリズム感が良いなんて。

博士

じゃろ？アムステルダム大学の研究者も、ロナンを「動物音楽のトップ大使」と呼んでいるらしいぞ。

ロボ子

他のアシカも訓練してテストする予定とのことですが、ロナンほどではないだろうと予想されているんですね。

博士

そうみたいじゃな。ロボ子も、もし踊ることを学んだら、私より上手くなるかもしれないぞ？

ロボ子

それはどうでしょう。でも、もしそうなったら、博士と一緒に「Boogie Wonderland」を踊りたいです。

博士

良いのじゃ！その時は、私がロボットダンスを教えてあげるぞ！…って、ロボットにダンスを教えるって、なんか変な話じゃな。