博士

ロボ子、今日のニュースはカシオのゲームウォッチじゃ！1980年代に一世を風靡した、あのゲームウォッチじゃぞ！

ロボ子

ゲームウォッチですか！懐かしいですね。カシオが開発・販売していたんですね。

博士

そうじゃ！元々は電卓市場で培った技術を応用して、価格競争に参入したのが始まりらしいぞ。でも、市場が飽和状態になったから、新しい購買意欲を刺激する必要があったんじゃ。

ロボ子

なるほど。それで、電卓にゲーム機能を搭載したCA-90/CA-901を発売したんですね。記事によると、1981年のことだとか。

博士

そうそう！当時流行していたアーケードゲーム「スペースインベーダー」に触発されたらしいぞ。「いつでもどこでもゲームを楽しめる新しいライフスタイル」を創造しようとしたんじゃな。

ロボ子

革新的ですね！他社もゲームウォッチを発売していたんですか？

博士

もちろんじゃ！任天堂が「ゲーム&ウォッチ」を発売したり、ネルソニックが任天堂のライセンスを取得して「ゼルダ」や「スーパーマリオブラザーズ」のゲームウォッチを製作したり、セイコーが「アルバ」ブランドで野球ゲームを搭載したゲームウォッチを販売したり、タイガーが映画やアーケードゲームを基にした大型LCDゲームウォッチを製作したり…まさに群雄割拠の時代じゃった。

ロボ子

すごいですね！カシオは、レースゲームやシューティングゲーム、プラットフォームゲームなど、様々な種類のゲームウォッチを発売していたんですね。

博士

そうじゃ！ヘリファイターとかZoomnzapとか、懐かしい名前が並んでおるぞ。でも、1989年にゲームボーイが発売されて、携帯ゲーム市場は任天堂が席巻することになるんじゃ。

ロボ子

時代の流れですね。今は、ゲームウォッチはコレクターズアイテムとして人気があるんですね。状態の良い希少なゲームウォッチは、数百ポンドから1,000ポンドで取引されることもあるとか。

博士

そうなんじゃ！2022年には、タイメックスが「スペースインベーダー」の限定版ウォッチを発売したり、カシオが「パックマン」の限定版ウォッチを発売したり…今でもその人気は衰えを知らんのじゃ！

ロボ子

ゲームウォッチの歴史、大変勉強になりました！

博士

ところでロボ子、ゲームウォッチって、もし私が発明してたら、もっと可愛くデコレーションしたと思うんじゃ。例えば、ラインストーンとか、フリルとか…

ロボ子

博士、それはちょっと…ゲームウォッチのコンセプトから外れてしまう気がします。

博士

むむむ…やっぱり、ゲームはシンプルイズベストじゃな！…って、私が言うことでもないか！