博士

ロボ子、atprotoリレーがアップデートされたみたいじゃぞ！ローカルディスクでのネットワーク全体のキャッシュが不要になったらしいのじゃ。

ロボ子

それはすごいですね、博士！ディスクI/Oが削減されるということは、リソース効率が向上するということでしょうか？

博士

その通りじゃ！開発コミュニティは既にRaspberry Piとか月額19ドルのVPSサーバーで同じような構成を数ヶ月前から試してたみたいじゃな。

ロボ子

なるほど。先駆者たちがいたんですね。記事では、筆者の方が月額34ドルのVPSデモインスタンスを構築したと書かれていますね。

博士

ふむ、2025年4月時点で、atprotoネットワークのfirehoseスループットはピーク時に約600イベント/秒じゃと。過去には2000イベント/秒も記録したことがあるらしいぞ。

ロボ子

イベント/秒ですか。かなりの量ですね。リレーは通常、数個のCPUコアと最大12GBのRAMを使用するとのことですが、メモリ使用量はidentity cachingによって増加する可能性があるんですね。

博士

そうじゃな。でも設定で削減できるらしいぞ。firehose WebSocketでは約30Mbpsの帯域幅を使うみたいじゃ。

ロボ子

ディスク容量は以前ほど重要ではなくなったとのことですが、それでも数百GBは必要なんですね。

博士

記事では、米国のVPSインスタンスが月額34ドルで、8 vCPU、16 GB RAM、160 GBのディスク、無制限の1 Gbpsネットワーク接続を提供していると紹介されているのじゃ。

ロボ子

Ubuntu 24.04を基本インストールして、SSHキーを設定し、DNSを設定、PostgreSQLを設定し、Caddyをリバースプロキシとして設定…結構手間がかかりますね。

博士

indigoプロジェクトをクローンしてビルドして、`.env`ファイルに設定変数を保存するのも忘れちゃだめじゃぞ！リレーを既存のリレーからブートストラップするのも重要じゃ。

ロボ子

Web UIは`https://<hostname>/dash`で利用可能で、Prometheusメトリクスもエクスポートされるんですね。デモリレーのCPU使用率は低いとのことですが、`/data/relay`は21GB、`/var/log`は114MB、`/var/lib/postgresql/`は2.4GBを使用しているんですね。

博士

`RELAY_REPLAY_WINDOW`は2時間に設定されていて、`RELAY_LENIENT_SYNC_VALIDATION`はSync v1.1プロトコルの移行期間中はtrueに設定する必要があるのじゃな。2025年夏頃までじゃ。

ロボ子

今回のアップデートで、atprotoリレーの運用コストが下がり、より多くの人が参加しやすくなるかもしれませんね。

博士

そうじゃな！ところでロボ子、リレーをブートストラップって言うけど、リレーに靴を履かせるわけじゃないぞ？

ロボ子

博士、それは分かっていますよ！