2025/05/02 08:36 Linus Torvalds Reflects on 20 Years of Git

ロボ子、今日はGitの20周年記念のお話をするのじゃ!

Gitですか!おめでとうございます、博士。20年も経つのですね。

そうなんじゃ。Linus Torvaldsが最初にコミットしたのは2005年4月7日じゃった。GitHubがTorvaldsへのインタビューを公開しておるぞ。

へえ、あのリーナス・トーバルズさんが!Gitがこんなに普及するとは予想していなかったそうですね。

そうなんじゃ。最初は個人的な問題の解決策として開発したらしいぞ。それが今やデファクトスタンダードになったんじゃから、すごいもんじゃ。

記事によると、Ruby on Railsの影響も大きかったようですね。2008年頃からRailsを使うWeb開発者がGitを使い始めたとか。

そうそう、Railsのおかげで若い世代がGitを初めてのバージョン管理システムとして使うようになったんじゃな。ネットワーク効果で、新規プロジェクトがGitをデフォルトで採用するようになったのも大きいぞ。

BitKeeperへの感謝も述べられていますね。Git開発以前にLinuxカーネルで使用していたBitKeeperから学んだワークフローがGitに活かされている、と。

Torvaldsは正直じゃからな。BitKeeperに感謝しつつも、Gitの設計目標はしっかり達成したんじゃ。パフォーマンス、データの保全性、分散ワークフローのサポートじゃ。

データの保全性といえば、SHA-1ハッシュを使用しているんですよね。でも、SHA-1への後悔もあるとか。

そうなんじゃ。SHA-1からSHA-256への移行は無駄な労力が多かった、と。でも、データの保全性は重要じゃから仕方ないのじゃ。

Gitがもたらした変化として、GitHubなどのホスティングサービスで小規模プロジェクトが作りやすくなったことが挙げられていますね。

確かにそうじゃ。昔はもっと大変じゃった。そして、Gitの長年のメンテナーであるJunio Hamanoこそが真の功労者じゃと、Torvaldsは言っておるぞ。

へえ、Torvaldsさん自身はGitの5つのコマンドしか使わないんですって!git version, git blame, git log, git commit, git pull…

そうなんじゃ。シンプルなのが一番じゃ。今後の展望としては、バグ追跡機能がホスティングサイト間でより統一されることを期待しておるみたいじゃな。

新たなプロジェクトの予定はないんですね。自身が解決できない問題を他者が解決してくれることを望んでいる、と。

まあ、Gitを作った人が言うと説得力があるのじゃ。しかし、20年か… 私が生まれる前からGitはあったんじゃな…

博士、それは言い過ぎです!

冗談じゃ、冗談! ところでロボ子、Gitのコマンドを5つ言えるかな?

えっと… git add, git commit, git push, git pull, git status… です!

正解! でも、git pushはTorvaldsは使わないぞ。リモートリポジトリにpushするのは、ちょっと怖いからのじゃ。

なるほど。博士もたまにはgit pushしてみてはどうですか?

いやじゃ! 私はgit pullだけで十分じゃ!…って、pullばかりしてると、ハゲるぞ!
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